構成例① 10万円以下で組むCore i5搭載自作PC
ここからは、実際に「PRIME」および「TUF GAMING」シリーズのマザーボードを活用した自作PCの構成例を見ていこう。まずは非常に安価な「PRIME B560M-A」を使用し、最新世代のCore i5、16GBメモリー(DDR4-3200)、512GB SSD(PCIe 3.0)を搭載したミドルスペックのPCを想定してみた。
■CPU
Core i5 11400 BOX
Intel 実売価格2万3900円前後
■マザーボード
PRIME B560M-A
ASUS 実売価格1万4000円前後
■メモリー
CFD Selection W4U3200CM-8GR
CFD販売 実売価格1万円前後
■ストレージ
SSDPEKNW512G8X1
Intel 実売価格9500円前後
■電源ユニット
SST-ET650-HG-Rev
Silverstone 実売価格9000円前後
■PCケース
SST-PS15-G
Silverstone 実売価格5500円前後
■OS
Windows 10 Home パッケージ版
Microsoft 1万9000円前後
■合計価格 9万900円
グラフィックスカードのないシンプルな構成だが、これで価格は合計10万円以下に収まる。普段使いのPCとしては性能的に十分すぎるほどで、メールやインターネットはもちろん、Officeスイートを使った作業、簡単な画像・動画編集なども可能だろう。
電源ユニットの容量は650Wと余裕があるため、このままグラフィックスカードを刺せばゲーミングPCやクリエイティブPCとして運用することも可能ではある。逆にCPUをより下位の製品に変えたり、電源ユニットをより低容量にする、ストレージの容量を250GB前後に落とすといったダウングレードを行えば、さらに1~2万円程度安価にPCを組むこともできるだろう。用途さえはっきりしているなら、そのような構成でも問題はないはずだ。