デルは5月28日、ビジネス向けデスクトップパソコンOptiPlexの新製品として「New OptiPlex 7090 デスクトップ」と「New OptiPlex 7490オールインワン」、および「New OptiPlex 5090 デスクトップ」と「New OptiPlex 5490 オールインワン」を発表。順次発売する。
New OptiPlex 7090/5090 デスクトップともにタワー/スモールフォームファクター/マイクロフォームファクターのモデルが用意される。第10世代インテルCoreプロセッサーファミリーを搭載し、Windows 10 Proに対応。ユーザーの挙動を学習してシステムを最適化するAIベースのソフトウェア「Dell Optimizer」を搭載するほか、導入オプションのカスタマイズも可能。
また、いずれもインテルAdaptixテクノロジーによって使用頻度が高い5つのアプリケーションを選択、優先順位を付けてすばやい起動とパフォーマンスの向上を実現する「ExpressResponse」、快適なビデオ会議環境を実現する「Intelligent Audio」に対応。「ExpressConnect:Dell Optimizer」で新たに搭載されたツールによってはWi-Fiでネットワークを接続している際にオフィス内で最も強度の高いアクセスポイントに自動的に接続し、ビデオ会議にネットワークトラフィックを優先させることができる。
New OptiPlex 7090 タワー/スモールフォームファクターでは、インテルvProプロセッサーも選択可能。前面ベゼルの設計によって冷却効率を高めるなどの工夫がなされている。NVIDIA GeForce RTX 3070を含むVR対応のビデオカードも対応(タワーのみ)。
New OptiPlex 7090 マイクロフォームファクターは最小構成重量1.3kgの超小型筐体を採用。こちらもインテルvProプロセッサーも選択可能。複数のマウントオプションが利用できるほか、インテルCore i9プロセッサー(35Wまたは65W)や専用ビデオカードも選択できるなどコンパクトながら高いパフォーマンスの構成も可能。
New OptiPlex 7490 オールインワンは23.8型のAll-in-Oneモデルで、インテルvProプロセッサーも選択でき、ビデオ会議に活用できるクアッドマイクロホンアレイを装備するほかポップアップ式フルHDウェブカメラ(RGBまたはIRカメラ)をオプションで搭載可能。NVIDIA GeForce GTX 1650 Tiビデオカードモデルも選択できる。
New OptiPlex 5090 タワー/スモールフォームファクターは第10世代インテルCoreプロセッサーを搭載し、Core i7まで搭載可能。NVIDIA GeForce GTX 1660 SuperおよびAMD製ビデオカード搭載も可能(タワーのみ)。DisplayPort×2ポートを標準装備するほか、オプションでVGAやHDMI 2.0bの追加も可能。
New OptiPlex 5090 マイクロフォームファクターは最小構成重量1.16kgの超小型筐体を備え、第10世代インテルCoreプロセッサーを搭載、Core i7プロセッサーまで搭載できる。
New OptiPlex 5490 オールインワンは23.8型のAll-in-Oneモデル。第10世代インテルCoreプロセッサーファミリーを搭載し、オプションでNVIDIA GeForce GTX 1650ビデオカードも選択可能。クアッドマイクロホンアレイやポップアップ式フルHDウェブカメラ(オプション)も搭載でき、ディスプレーはタッチ対応と非対応が用意される。
販売価格および販売予定日は以下のとおり
販売開始:5⽉28⽇
・New OptiPlex 5090 タワー:17万6500円から
・New OptiPlex 5090 スモールフォームファクター:14万7500円から
・New OptiPlex 5090 マイクロフォームファクター:15万1000円から
・New OptiPlex 5490 オールインワン:20万5800円から
販売開始:6⽉11⽇
・New OptiPlex 7090 タワー:19万4500円から
・New OptiPlex 7090 スモールフォームファクター:15万8500円から
・New OptiPlex 7090 マイクロフォームファクター:15万3000円から
・New OptiPlex 7490 オールインワン:22万4000円から