テクトレ
複数台ロボットを管理するシステムFleet Management System(FMS)を更新
フレンドリーなUIにAI自動学習機能を追加され、もっと使いやすくなりました!
柔軟なスケジューリング、効率的な管理 – Standard RobotsのFMSスケジューリング管理システムがフルアップグレード!
Standard Robotsは複数台ロボットを効率的に管理するシステム「フリート・マネジメント・システム」(FMS)を大幅更新しました!
FMSは、ロジスティクスロボットのタスクの割り当て、スケジューリング、およびデータ統計を行います。また、マルチタスクのスケジューリングアルゴリズムを備えており、実際のニーズに応じて設定することで、最適なタスクの割り当てを実施できます。主な機能としては
最大999台まで複数のロボットがタスクのスケジューリングと交通整理
社外WMSやMESのドッキングシステムを完備、社内クラウドとも同期可能
ロボットの状態をリアルタイムで監視します、位置、動きを含む端末画面上にすべて表示されます
通路が塞がれて通行できない場合、目的地まで自動的にほかの経路をリルートします
環境の変化がある際、ロボットが収集した情報をFMS経由で全てのロボットに共有することができます
APIを提供しているため、クライアントにより、さまざまなシステムを拡張することが可能
エレベーター、自動ドア、火災報知器、地震報知器との連動
今回更新された内容としては
1.マップデータ管理
使用するシーンに複数のフロアや工場、またフロア面積が10,000平方メートル以上に及ぶ場合、マップデータ管理が運用および保守管理でボトルネックになることがよくあります。
FMSは、サーバーから各ロボットオブジェクトに保存されたマップまで、お客様による包括的な管理と制御が可能です。
独自の双方向設計により、現場のロボットの数や状況に関係なく、選択したすべてのロボットのマップをすばやく同期させることができます。
大規模なロボットが停止することなくリアルタイムにマップ更新を行うことができるように、いつでもすべてのロボットが自分の配置されている環境(フロア)を理解し、認識することができます。
2.柔軟なオーダー管理
Standard Robotsは、現場での物流ニーズを深く理解した上で、FMSによる新しい、より効率的な工場物流のオーダー管理を提供しています。
このシステムは、新しい物流オーダーのタスクをすばやく振り分けし、進捗状況をリアルタイムで把握したり、各物流オーダーのライフサイクル全体を管理することもできます。独自のオーダーテンプレートラベリングメカニズムと柔軟な権限管理により、オーダーの発信や管理に関わる各担当者の権限と責任を明確にし、最も複雑な物流オーダー設定ソリューションは、現場で驚くほどシンプルに活用できます
3.ロボット管理
物流シーンの多様化と複雑化により、単一モデルのロジスティクスロボットでは、すべての作業を実行することができず、特に困難な物流プロジェクトの実現には、複数のサプライヤーからの製品と情報収集が必要になります。FMSは、強力なロボット統合管理モジュールを提供することにより、複数のロボットのカテゴリーやモデルの統合管理を容易にし、すべてのロボットの動作をリアルタイムに制御することができます。
また、独自のカードビューとリストビューの切り替えにより、レベルや権限の異なるユーザーが、様々なサイズ、数、マルチモデルのロボットを簡単かつ効率的に管理することができます
4.コンディション
各ロジスティクスタスクを完了するためにモバイルロボット本体が正常であることが必要不可欠です。
そのため、FMSは各ロボットのソフトウェアからハードウェアの状態まで、完全なデジタルツインで情報を提供し、各ロボットのコンディションと動作状況をリアルタイムで把握することができます。
今後エラーコードに振り回される必要もなくなります。FMSはエラーが発生するとすぐに問題点と解決策を提示してくれるため、 強力なアシスタントになるでしょう。
5.グローバル検索
ロボットが導入される場面が増え、物流タスクがますます複雑になるにつれて、物流タスクに携わるロボットやクラスターの数は増え続けています。
さまざまな形状や多様な機能を持つロボットが多数存在し、それらが形成するクラスターオブジェクトがあるため、効率的なグローバル検索が必要です。
6.権限管理
工場では複数のレベルとマルチセクションで使用する場面があるため、従来の単体の役割ベースの権限制御では役に立ちません。
FMSは、実際の使用条件を綿密に検討した上で、お客様のニーズに合わせた安全で柔軟な権限管理ソリューションを提供します。
役割の定義、情報取得、リソースへのアクセスなど、FMSの権限設定パネルでそれらを組み合わせることで、権限管理に対するあらゆる期待に応えることができます。
7.同期管理
大規模なロボットが協調してタスクを実行するためには、以下の条件を満たす必要があります。
1.. 統一されたフロアの情報を持っていること
2..一貫性のある合理的なパラメータの設定
3..ロボットソフトウェアが常に最新バージョンであること
このため、FMSの機能を拡張し、ロボットクラスターロジスティクスを正確に制御するだけでなく、フロアマップ、構成パラメーター、ソフトウェアのバージョンなど、すべてのロボットまたはクラスターの多属性の同期を開始するヘルプ機能を備えています。多数のロボットが存在する場合でも、FMSは最小限の運用コストでロボット動作を一定に保つことができます。
FMS日本語版リリース予定:令和3年12月
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製品情報:https://standard-robots.jp
国内総代理店 https://techtrade.jp