米Microsoftは5月17日(米国時間)、コラボレーションツール「Microsoft Teams」の個人向け機能を提供開始。業務だけでなく家族や友人とも通話やチャット、計画を立てるといったことがTeamsでまとめて行なえる。
新たにTeamsの重要機能「Togetherモード」が個人でも利用可能となる。通常のビデオ通話体験が、共有された仮想環境での体験へと変わり、家族や友人と同じ場所にいるかのような感覚を得られるようになる。居間やカフェ、夏のリゾート地などの多様な仮想環境から背景を選択して離れた場所にいてもビデオ通話をより楽しく行なえる。Microsoftでは、Together モードでは通常のグリッド表示と比較して脳の負担が減るためビデオ通話の疲労が軽減するという。
グループチャットに人を集めるにはメールや電話番号を指定するだけでよく、Teamsを使用していない人であってもSMSを使用してすべてのグループチャットに返信できる。また、グループチャット内では、全員で共有できるTO-DOリストを作成できメンバーにタスクを割り当てることができる。グループ内の誰もがタスクの詳細を閲覧・編集でき、完了した時にはチェックを解除できる。家族の誰が買い物に行くといったこともTO-DOで管理できるという。また、グループで何らかの決定を行なわなければならない場合は投票機能を活用できるため、夕食をどこで食べるかといった時にも役立つとしいている。
Teamsの個人向け機能は全世界の人々に向けて無料で提供。