LGエレクトロニクス・ジャパンは5月17日、液晶テレビの2021年ラインアップとして全6シリーズ18モデルを発表した。5月下旬より順次発売する。
「LG QNED MiniLED」は、MiniLEDバックライトと、量子ドットナノセルカラーテクノロジーを組み合わせ液晶テレビ。より明るく、より深い黒を再現するとともに、鮮やかな色の表現力が進化したとする。8Kの「QNED99」と4Kの「QNED90」の計2シリーズ4モデルで展開する。
さらに、「LG NanoCell」シリーズとして、1nmという極小粒子を超精密に敷きつめた「NanoCell Display」を搭載し、赤や緑の色の純度や濃さが向上したことで色再現性を強化した「NANO90」「NANO85」「NANO76」を展開。「LG UHD TV」の「UP8000」シリーズも含め、86型から43型までの豊富なサイズで計4シリーズ14モデルをラインアップする。
映像エンジンには、人工知能を統合させたAI対応映像エンジンを搭載。何百万もの映像ソースを学習したAIプロセッサーが第4世代に進化し、視聴している映像のジャンル(シネマ・スポーツ・アニメーション・スタンダード)だけでなく、シーン(夜景・街並み・自然・スタンダード)ごとに、シーンに合う設定を自動で適用する。サウンド面では、映像のジャンルをAIが分析し、それぞれに合わせて、臨場感あふれるバーチャル5.1.2chサウンドに変換する。
テレビに向けて上下左右に振るとカーソル&スクロール操作が可能なマジックリモコンに対応するほか、webOS 6.0を採用し、アプリ起動が高速になった。