このページの本文へ

シャープ、「遠隔応対ソリューション」を活用した実証実験を東京医科歯科大学とともに実施

2021年05月07日 19時30分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 シャープは5月7日、東京医科歯科大学と連携し、同社の「遠隔応対ソリューション」を活用した入院患者と家族、医療従事者間のコミュニケーション改善効果を検証する実証実験を、5月19日より開始することを発表した。

 遠隔応対ソリューションはスマホ・タブレットを使用し、病室とナースステーションなどのスタッフルームをつなぎ、「非接触」でのコミュニケーションを支援する目的で、医療機関や福祉施設向けに2020年7月に発売。

 本実証実験では遠隔応対ソリューションを活用し、東京医科歯科大学医学部附属病院において、集中治療室に入院する5名の患者の家族の協力を得て、ビデオ通話機能による患者と家族の「面会」に加え、医療従事者と家族とのコミュニケーションの向上を図るという。

 期間はおよそ6週間を予定しており、期間中および終了後に家族の満足度や医療従事者の負担軽減の度合いなどをアンケート調査するほか、医療従事者の応対時間や回数などを確認する。

 また遠隔応対ソリューション導入によるコミュニケーションの改善効果・コミュニケーション深化への効果も検証するとしている。

 なお、遠隔応対ソリューションの詳細についてはこちらから確認できる。

カテゴリートップへ

ピックアップ