このページの本文へ

【ファッションテック×匠】自分らしいライフスタイルをワードローブからサポートするプロフェッショナルサービスのご紹介

ファッションパートナー株式会社
2021年04月30日

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

ファッションパートナー株式会社
ファッションパートナー株式会社が運営する「だれでもプロの専属スタイリングサービスが受けられる」オンラインマッチングプラットフォーム「STYLISTE(スタイリスト)」がサービスリニューアルしました。

「STYLISTE(スタイリスト)」は、2001年から20年以上にわたりファッションやアパレルを中心としたクリエイティブ業界でファッションスタイリストとして活動している創業者の小野田 史と、セレブリティやエグゼクティブ層らを対象としたグローバル人材育成のパーソナルコーチング事業を年間約2000時間以上手がける共同創業者の大石 由紀の経験を生かして、「専属スタイリストがいる毎日」をコンセプトに立ち上がったサービスです。



STYLISTE | スタイリスト
https://www.styliste.com


”服は「他人との違いを演出する道具」ではなくなってきている”

2000年代初頭から今日にかけて、「スローライフ」という新たな生活様式が日本でも徐々に浸透してきた。スローライフとは、1986年にイタリアで米ファストフード店の進出に対するアンチテーゼとして生まれた「スローフード運動」に端を発する概念であり、広義では「大量生産・高速型のライフスタイルを見直し、ゆっくりとした暮らしを行う」という意味がある。そして近年、世界中を恐怖の渦に陥れた新型コロナウイルスの流行が、このスローライフの広がりに一気に拍車をかけた。テレワークの普及や外出規制によって「おうち時間」が増え、人々は今ある生活を大なり小なりスローライフ型に見直さざるを得なくなったのだ。

こうした一連の流れから、人々は大量生産・高速型のライフスタイルに伴う物質的な満足感よりも、精神的な充足感を求めるようになりつつある。言い換えれば、「モノ(=物質)」より「コト(=経験)」が大切だと考える人が増えてきているということだ。「衣食住」という言葉があるが、例えば「食」では自炊の増加や、「住」では地方移住といったムーブメントが盛んになってきた。では、「衣」ではどうなってきているのか。

アパレル業界では、ここ10年ほど、大量生産、使い捨てといわれる「ファストファッション」がトレンドとなっていた。いち早く流行を取り入れたい若者をメインターゲットに、早く、安くが当たり前だったのだ。そして、多くの消費者もそれを求めていた。なぜなら、服装やコーディネートには、「流行に敏感である」「ブランド品を身に着けている」といった、ある種、自分の先見性や金銭的余裕を他人に知らしめるという目的が多分にあったからだ。これは良い悪いということではなく、元来、衣服にはそういった意味合いも含まれていたということである。要するに、服は、物質的な満足感を満たすためのツールとして長らく用いられてきたといえる。


では、アパレルにおける価値観は、どのように変化してきているのか。エステー株式会社が2020年9月1日から9月4日の期間、20歳~59歳の男女603名(男性242名、女性361名)に対して行った「衣類への価値観に関する意識調査」アンケートによると、「安くても服をたくさんもちたい」「流行の服をそろえたい」といった価値観がコロナ前よりも減少し、「長く着られるようなお気に入りの服を少しだけもちたい」というスローファッション的な志向を持つ人が増えていることが明らかになった。また、スローファッションを「既に取り入れている」「今後取り入れていきたい」という人は57.3%にものぼり、半数を超える。

実は、環境や資源、低賃金・長時間労働を強いられている労働者を守ろうという意識の高まりから、数年ほど前から世界ではスローファッションへの取り組みが進められてきた。スローファッションとは、服に愛着を持って丁寧に長く楽しむファッションのことを指す言葉だ。日本ではまだあまり浸透しきってはいなかったが、奇しくも新型コロナウイルスの蔓延が一因となり、スローファッション志向を後押ししたといえる。これは、他人と会う機会が減り、また新たな消費行動もままならなくなったことで、服に対する考え方が変わったのではないかと推測することができる。

「本当に好きなものを選び抜き、長く愛す」。服は「他人との違いを演出する道具」ではなく、精神的な充足感を育む「自己表現」の手段として用いられるようになってきているのだ。


“服を取捨選択した方が、実はよりフレキシブルな選択に繋がる”

スローファッションへの意識が高まってきているとはいえ、ファストファッションがいまだ隆盛を誇っている現在、衣服を選ぶ際の基準は、その時々の時流や流行に合っているかどうかという側面の比重が大きい。もちろん好き嫌いも多少はあるとはいえ、意志介入の余地はあまりないといえるだろう。また、出る杭は打たれるという言葉があるように、日本では周りとは異なる服装やコーディネートが忌避される傾向にあるのも事実。そうした社会的心理状況からも、「流行を追う」という、一種の無難な選択をしてしまう人が多いと考えられる。

しかし、スローファッションの観点では、「自分はどういう服を着たいか」という従来とは真逆の選択基準が求められることになる。服装やコーディネートで自己表現を行うということは、自分がどのような人間かを正確に把握しなければならないということだ。とはいえ、例えば食べ物なら口にした瞬間に好き嫌いがはっきりと分かるが、服に関してはなかなか難しいもの。「そこまで深く考えたことがない」という人も一定数いるのではないだろうか。そこで有効なのが、ワードローブの「断捨離」だ。近年、スローライフとともに流行しているのが、「ミニマリズム」。ミニマリズムとは、自分が心地よくいられるモノやコトに注力するために、日々の生活をシンプルにしようとする考え方だ。その手段のひとつとして、「断捨離」がある。


服の流行は、1年、あるいは数か月単位でも移り変わってしまう。ということは、ファストファッションを追求しようとすれば、当然、揃えなくてはならないアイテムが増え、クローゼットの中は服で埋め尽くされることになるはずだ。この時、多くの人が「選択肢は多い方が、毎日、違う服を着られて柔軟ではないか」と思いがちだが、実はそうでもない。人間には、「決定回避の法則」という心理効果がある。これは、「選択肢が多いと逆に選べなくなってしまう」という心理効果のことで、クローゼットの中に服がたくさんあればあるほどかえって型にはまった選択をしてしまいがちになるという。年齢や体型の変化はあれど、なんとなく何年も着ていないという服がクローゼットに眠っているのには、そうした理由も含まれていると考えられる。つまり、不要な衣服を処分し、厳選された自分の好きな服を数着持っている程度の方がよっぽどフレキシブルであり、より自分らしさが演出できるということになる。

さて、ワードローブを「断捨離」する際には、自分の好きな服を選ぶ以外に、矛盾するようだが「この服を着たら他人にどう思われるのか」も併せてチェックするようにしたい。服装やコーディネートで自己表現をするということは、自分の好きな服を着るということもさることながら、「自分をどんな人間として印象づけたいか」という意味も同時に持ち合わせている。服を減らして「自分自身のコーディネートが他人にどういう風に見られていたか」を客観的に分析しやすくすることで、より深く自分を知ることができるのだ。

あくまでも好きな服を着るというのを大前提として、「どういう自分に見られたいか」という戦略的な自己アピールが行えるのも服装やコーディネートの強み。流行にとらわれることなく自分の内面を見つめ直し、今ある服をシンプルに取りまとめることで、理想と現実とのギャップを少しずつ埋めていこう。


“「ワードローブエディット」なら、プロのスタイリストが「なりたい自分」を実現してくれる”

とはいえ、クローゼットの服を処分するだけならまだしも、新たに服を選ぶとなると時間もお金もかかってしまうものだ。服を「断捨離」し、自分の内面を顧みるだけでも相当な努力にもかかわらず、さらなる苦労が待ち構えているならば、なかなか前に進むのに踏ん切りがつかないというのも人間の性だろう。

そこで利用してほしいのが、「STYLISTE(スタイリスト)」だ。「STYLISTE(スタイリスト)」は、だれもが専門的なスキルをもつプロのファッションスタイリストとつながり、希望する場所で専属スタイリングサービスが受けられるオンラインマッチングプラットフォームである。

「STYLISTE(スタイリスト)」が提供する「ワードローブエディット」は、テクノロジーとプロフェッショナルの力で“ひとりにひとりのスタイリスト”を実現し、個人の手持ち服からサスティナビリティ(持続可能性)を促進するとともに、最適な量と質の服を通じて生活や暮らしを豊かにする総括的なパーソナルサービスの総称だ。


「ワードローブエディット」には、現在、ご自宅で受けられるクローゼットアップデート、外出先で受けられるショッピングアテンドの2つの対面型パーソナルサービスがある。

クローゼットアップデート・・・プロのスタイリストがご自宅に訪問して、お手持ち服の診断とコーディネートのご提案、ご試着によるサイズ・スタイルのお見立て、クローゼットの断捨離や整理収納のアドバイスを行う。

ショッピングアテンド・・・プロのスタイリストが最適なショップを選定し、ショッピングに同行して、アイテムとコーディネートのご提案、ご試着によるサイズ・スタイルのお見立て、買いたし服や着こなしのアドバイスを行う。

※ 現在、「STYLISTE(スタイリスト)」では、新型コロナウイルス感染症対策として、利用者とスタイリスト双方に対面時のマスク着用の徹底をお願いしています。



“テクノロジーの力でスタイルを可視化する”

革新的なのが、利用者のスタイルを16種類に分類するテクノロジーを活用したスタイル診断で、利用者が自己表現の第一歩として自分のスタイルを客観視する手段がサービスサイト内で無料で提供されている。 2020年12月のテスト運用から、2000名以上がスタイル診断を体験している。

スタイル診断後、その結果をもとに、相性の良いスタイリストがマッチングされ、相性度とともに自動的に表示される。また、提案を希望するスタイルを選択し、保有アイテム数や購入希望アイテム・点数を入力すると、サービス所要時間や想定購入予算が自動的に試算される。さらに、パーソナルデータを共有する機能も備えており、よりパーソナルなヒアリングを通じてコーディネートを最適化していく。これにより、AIによる画一的な答えとはまったく違う、利用者それぞれの雰囲気やなりたい自分に合った人間味あふれるファッションやコーディネートの答えを導き出してくれる。



“ライフスタイルをより快適に豊かにする、プロとの出会い”

現在、登録するプロのファッションスタイリストは約20名。創業者の小野田をはじめ、有名ファッション誌から俳優やタレントのスタイリング実績まで幅広い経験を有し、第一線で活躍するプロフェッショナルばかりだ。

先述したように、服装やコーディネートの役割は自己表現を行うための「手段」であり、真の「目的」は精神的な充足感を得ることにある。「ワードローブエディット」を利用することで、時間、金銭面での負担が軽減し、さらにほかのことにリソースを割くことができる。

また、プロのファッションスタイリストが提案したアイテムやコーディネートに身を包むことで理想の自分を実現し、自己肯定感の向上にもつながるはず。そうすることで、新たな経験を積む第一歩が踏み出しやすくなり、そこで新たな知見が深まり、さらに自分を好きになれるという”正のループ”が生み出されることだろう。


“「自分らしさ」を身に着けて、新たな人生の一歩を踏み出そう”

「ワードローブエディット」は、スローライフの一環として広がるスローファッションに見られるようなライフスタイルの変化に最適化されたサービスだと断言できる。

実は、日本でも、パーソナルスタイリングサービス自体は以前から存在していたものの、その料金の高さゆえに、利用者はセレブリティや一部の富裕層に限られ、なかなか一般化してこなかった。「STYLISTE(スタイリスト)」は、そうした問題点にもしっかりと目を向け、従来の高価格で複雑なメニュー構成のパーソナルスタイリングサービスとは一線を画す、34,100円(税込)/2時間 ~という、だれもが利用しやすいリーズナブルな価格設定でシンプルなサービスを打ち出している。サービスサイト内の利用の流れも、テクノロジーを活用した分析でスタイルを診断するのに20秒、マッチング結果を参考にスタイリストをお気に入りに選択するのに1分、サービスやスタイリストを選択して予約を行うのに3分と、すべて終えるまで5分もかからない。忙しい日々を送る現代人にふさわしい設計が施されているのだ。

「ワードローブエディット」なら、料金、時間にリソースを割くことなく、プロフェッショナルのサポートで、簡単に自身の服装やコーディネートを見違えさせることができる。たかが服装ひとつで、と侮ってはいけない。人の印象は見た目で大きく変わってくる。服装によるイメージコントロールで、第一印象はまったく違うものになるのだ。そして、今までファストファッションにばかり手を出していたという人にとっても、ファッションについて考えるひとつのきっかけとなるはずだ。プロのファッションスタイリストが提案してくれた服を参考に、自分が本当に好きな服装や、自分がコーディネートによって他人にどう思われたいのかを考える入口として利用するのもいいだろう。

服が変われば、周囲の反応が変わる。周囲の反応が変われば、自分自身の心持ちが変わる。「自分らしさ」を身に着けて、気持ちも新たに新たな人生を歩もう。

“STYLISTE お客様の声”



名前:鈴木 良平さん
職業:コンテンツディレクター
年代:30代
利用サービス:ショッピングアテンド

年齢とともに似合うスタイルが分からなくなり、ファッションを楽しめない時期がありました。Twitterのファッション系の投稿で参考になるものは自分なりに取り入れてみましたが、なかなか自分の想像の域を出ず、情報が点でしかありませんでした。

ショッピングアテンドは、まるでNetflixの「クィア・アイ」で見たような、感動的な体験でした。着せ替え人形のように、いろいろと提案していただき、たくさん試着しました。スタイリングを通じて、自信を持てるようにしていただいたのが、サービス以上にいただいたサービスだと感じています。

自分の変化がすごく大きくて、今は、周りから何を言われようとも、自分が好きなものを着て自信を持っていられることに満足しています。今まで持っていた服は、ほぼバッサリ捨てました。買い物の仕方もガラリと変わり、無駄な買い物が確実に減りました。


名前:岩渕 遥さん
職業:メーカー企画
年代:30代
利用サービス:クローゼットアップデート

服が好きで、いいなと思うとたくさん買ってしまうのですが、どう組み合わせたらいいのか分からず、一度も着ていない服がクローゼットに何枚もある状態でした。また、身長があまり高くなく、着せられた感が出やすくて、ボトムスの丈感が長年の悩みの種でした。

クローゼットアップデートでは、スタイリストさんが私のクローゼットの中にある服でコーディネートを何パターンも組んでくださいました。自分が持っている服の中で、登場回数が多い服とそうでない服も見えてきたので、サイズが合わない服も含めて、不要な服を手放すことができました。

以前はインターネットで服を買うことも多かったんですが、丈感など試着の際に見るべきポイントを知ることができたので、今では試着してから買うようになり、無駄なお買い物や失敗が格段に減りました。


名前:西下 正恭さん
職業:ウェブマーケティングプロデューサー/演出家
年代:20代
利用サービス:ショッピングアテンド

自分なりに手探りで服を選んで、見よう見まねでコーディネートしてはいたものの、漠然とした不安が常につきまとっていました。そもそも買い物が苦手で、買ってはみるものの、結局あまり着なかったという無駄なループをシーズンごとに繰り返していました。

ショッピングアテンドでは、顔の雰囲気や体型から似合う形や色を熟知されているプロのスタイリストさんが、自分に寄り添って、試着する時に見るポイントやノウハウを教えてくださいました。未来の自分までイメージして、中長期的な目線でメンタルな部分まで踏み込んだアドバイスでした。

このサービスを利用したことで、服に対する漠然とした不安がクリアになりました。試着の際、服の色々な表情を確認する習慣がついたことで、より精度高く服を選べるようになりました。無駄な出費が抑えられるのも大きいと思います。

“STYLISTEからのメッセージ”

生活様式や働き方が多様化する現代、服装やコーディネート、ワードローブへの造詣を深めることは、すなわち自分自身を知ることではないでしょうか。弊社のサービスが皆様おひとりおひとりのライフスタイルを、より快適に豊かにするきっかけになることを願っています。

ファッションパートナー株式会社
代表取締役 小野田 史
取締役 大石 由紀


【商標・特許】


「STYLISTE(スタイリスト)」の情報処理システムは、特許出願中です。
「スタイリスト」は、ファッションパートナー株式会社の登録商標です。
「ワードローブエディット」は、ファッションパートナー株式会社の登録商標です。



【サービスサイト】
STYLISTE | スタイリスト
https://www.styliste.com

【運営会社】
ファッションパートナー株式会社
https://www.fashionpartner.co.jp

【広報/取材に関するお問い合わせ先】
contact@styliste.com(STYLISTE 広報担当)


カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン