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サイボウズは4月21日、業務アプリ開発プラットフォーム「kintone」の学校向けライセンス「スクール＆ペアレンツライセンス」を提供開始した。
これまで教員と保護者とのやりとりにおいて紙媒体が中心となっており、教員が情報を集計する手間や保護者の負担となっている。文部科学省では政府のデジタル時代に向けた規制・制度を見直すという方針に則り、クラウドサービスを活用した教員・保護者等間における連絡手段のデジタル化を推進している。
サイボウズでは、PTAでの利用実績や実証実験（後述）などから教員と保護者間での情報共有・連絡にkintoneが有効であると考え、kintoneを教育現場で使いやすくするため教員と保護者間の情報共有を目的に学校が導入するためのライセンスを提供。
kintoneのライセンスとしては、教員と保護者間に用途が限定されないライセンス「アカデミック／ガバメントライセンス 」、PTAが購入するライセンス（要審査）「サイボウズ チーム応援ライセンス」があるのに対し、スクール＆ペアレンツライセンスは教員と保護者間のコミュニケーションに目的を絞っているのが特長。
提供に先駆け、埼玉大学教育学部附属小学校にて実証実験を行ない、学校からのお知らせ（学校通信、学年通信、給食だより、保健だよりなど）やアンケート、出⽋管理、申請などに導入。印刷費用や業務時間の削減で有効性を確認したという。
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