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大きめのキーボードを採用

デル、第11世代Core搭載ビジネス向けノートPC「New Latitude 3320」など3機種

2021年04月14日 17時30分更新

文● ASCII

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「New Latitude 3320」

 デル・テクノロジーズは4月13日、第11世代インテルCoreプロセッサーを搭載したLatitudeシリーズのビジネス向けノートPC「New Latitude 3320」「New Latitude 3420」「New Latitude 3520」を発売した。

13.3型「New Latitude 3320」

背面

 New Latitude 3320は、最小構成重量がおよそ1.16kgと薄型軽量の13.3型ノートPC。ユーザーの挙動を学習し、システムを最適化するAIベースのソフトウェア「Dell Optimizer」を搭載する。OSはWindows 10 Pro/Home、Ubuntuに対応。また、ハイブリッドクラウド管理が可能なソフトウェア「Dell Hybrid Client」を選択できる。

大型のエッジ・ツー・エッジキーボードを搭載

 筐体両端まで広げた大型のエッジ・ツー・エッジキーボードを搭載し、キーピッチが前世代よりも広くなった。また、タッチパッドはガラスのような触り心地というマイラーフィルムを採用。

 フルHDパネル、ケーブル1本で接続可能なドッキングソリューション、オプションのバックライトキーボード(英語のみ)、セキュリティーロックスロットなど、様々な機能を強化した。

 インターフェースは、理論値20Gbpsの転送速度をうたうUSB 3.2 Gen2x2 Type-Cポート(Power DeliveryおよびDisplayPort 1.4対応)、USB 3.2 Gen1 USB Type-A×2、HDMI 1.4ポートおよびマイクロSDスロットを搭載する。

 また、低VOC水性塗料、99%再生紙の緩衝材包装、筐体素材の10%で再生プラスチックを使用するなど、サステナビリティーにも配慮している。

 CPUはインテルCore i7-1165G7まで選択可能。バッテリーは重量重視の3セルバッテリー、駆動時間重視の4セルバッテリーと、用途に応じた2種類から選択できる。価格は12万1980円から。

14型「New Latitude 3420」、15.6型「New Latitude 3520」

「New Latitude 3420」

 「New Latitude 3420」は14型、「New Latitude 3520」は15.6型ノートPC。いずれもDell Optimizerを搭載し、新機能「ExpressConnect」により、ネットワーク帯域をビデオ会議アプリケーションに優先的に割り当て、映像や音声の途切れを減少する。OSはWindows 10 Pro/HomeおよびUbuntuに対応。

「New Latitude 3520」

 CPUは第11世代インテルCore i7プロセッサーまで選択可能。ライトな動画編集やCG制作などのクリエイティブ用途向けに、NVIDIA MX450をオプションで追加できる。

 ネットワーク機能はインテルWi-Fi 6をサポートする。インターフェースはUSB 3.2 Gen2x2 Type-Cポートをはじめ、HDMI1.4やRJ-45などのレガシーポートを含む様々なポートを搭載する。バッテリーは3セルバッテリーと4セルバッテリーの2種類から選択可能。

 キーボードはキーピッチが前世代より広くなり、タッチパッドはNew Latitude 3420でおよそ18%、New Latitude 3520でおよそ10%広くなった。

 ディスプレーは、前世代のパネルは220nitsのみだったが、より明るい最大300nits(New Latitude 3420)、250nits(New Latitude 3520)のフルHDパネルが選択できる。また、フルHDパネル選択時は機械式のプライバシーカメラシャッターを搭載し、ビデオ会議をしていないときは、手動でシャッターを閉じられる。

 価格はNew Latitude 3420が9万4980円から、New Latitude 3520が9万6980円から。

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