富士通クラウドテクノロジーズは4月8日、パブリッククラウドサービス「ニフクラ」および「FJcloud-V」にて、PostgreSQLベースのデータベース「FUJITSU Software Enterprise Postgres」を提供開始すると発表した。
同社によると、近年のオープンソースソフトウェア(以下、OSS)活用の流れを受け、PostgreSQLをビジネスで利用したいという声が増えているとのこと。そこで、「信頼性・可用性の確保」「情報漏えいなどのセキュリティー対策」「トラブル時のサポート体制確保」など、従来のOSSデータベースでの課題を解決できるFUJITSU Software Enterprise PostgresをニフクラおよびFJcloud-Vで提供することが決定された。
本サービスは、FUJITSU Software Enterprise PostgresをベースにStandard Edition(OSSのPostgreSQLをベースに、セキュリティー、運用の簡易化、長期サポートといったすぐに使える機能を装備した標準的なエディション)と、Advanced Edition(Standard Editionの機能に加え、大量データの高速化機能を強化した、エンタープライズ向けのエディション)で構成される。
ニフクラまたはFJcloud-Vのコントロールパネルよりパブリックイメージを選択してサーバー作成することで利用できる。
利用料金は下記の表の通り。なおSTANDBYはACTIVEとペアで利用する必要がある。