法人向けWi-Fiアクセスポイント「WAPM-AX8R」も同時発表
バッファロー、エントリー向けWi-Fi 6ルーター「WSR-1800AX4S」
2021年04月07日 16時00分更新
バッファローは4月7日、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応するWi-Fiルーター親機エントリーモデル「WSR-1800AX4S」シリーズを発表した。また、法人向けWi-Fiアクセスポイント「WAPM-AX8R」と専用セキュリティーケース「WLE-OP-SCC」を、2021年夏に発売する。
Wi-Fi 6対応ルーターエントリーモデル「WSR-1800AX4S」シリーズ
WSR-1800AX4Sシリーズは、遠隔操作やマルウェア等による個人情報流出を防ぐ「カスペルスキー ネット脅威ブロッカー ベーシック」(1年間無料ライセンス付)などを搭載。カラーはブラックとホワイトの2色をラインアップ。4月下旬より、順次販売を開始する。実売価格は8800円前後の見込み。
Wi-Fi 6(11ax)4ストリーム(2×2+2×2)とGigaビットイーサネットに対応し、通信速度は5GHzが最大1201Mbps、2.4GHzが最大573Mbps、有線LANは最大1Gbpsとする(いずれも理論値)。
Wi-Fi 6対応端末に対し、通信速度や安定性を向上させる「ビームフォーミング」、複数端末の通信を同時に処理できる「MU-MIMO」、Wi-Fi 6高速化技術「OFDMA」に対応する。これにより、家族が同時にスマートフォンをWi-Fiにつないだ際も、快適な高速通信が可能としている。
さらに、WPA3やアクセス集中による影響が少ないというIPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)各通信サービスに対応する。
法人向けWi-Fiアクセスポイント「WAPM-AX8R」
Wi-Fi 6(11ax)に対応した法人向けWi-Fiアクセスポイントで、通信速度はWi-Fiは5GHzが最大2401Mbps、2.4GHzが最大1147Mbpsとしている(いずれも理論値)。有線LANはPoE受電対応(IEEE 802.3at)可能な2.5GbEポートと、1GbEポートを1つずつ搭載する。
同時発表の専用セキュリティーケースWLE-OP-SCCにより、本体の空き端子やリセットボタンを保護できる。端子部分は盗難防止用鍵でロックするため、防犯対策のほか、オフィス内での万が一のトラブルや、人の出入りの多い公共施設などでも安心してアクセスポイント本体を設置できるとする。
さらに、別売りのIEEE 802.3at規格に準拠した法人向け2.5GbE対応のPoEインジェクター「BIJ-POE-1P2GH」「BIJ-POE-1P2GHLT」を利用することで、電源コンセントの位置を気にせず機器設置ができる。ACアダプター「WLE-OP-AC12C」の利用も可能。
価格はWAPM-AX8Rが9万8780円、WLE-OP-SCCが4180円。