チューニング株式会社
3月の新規登録者数は前月比の5.6倍。増加するユーザーにパーソナライズする新機能を開発中。
チューニング株式会社(所在地:神奈川県横浜市)が提供する音楽SNS「Chooning」は、2021年3月に総投稿数10,000件、ユーザー数3,000人を突破しました。増加するユーザーのニーズに合わせて、パーソナライズする新機能を開発しています。
「Chooning」は、Spotifyで視聴した音楽に思い出や感想を載せてシェアできる、音楽と向き合う時間を創出するサービスです。聞いた楽曲にテキストを添えてアーカイブする機能のほか、アートワークが並ぶフィードから音楽との偶発的な出会いをもたらす体験を提供しています。
■ 公式サイト
日本語: https://chooning.app/ja
English: https://chooning.app/
総投稿数10,000件突破!
2020年9月にiOS版アプリ「Chooning for iOS」を、2021年1月にAndroid版アプリ「Chooning for Android」をリリースしました。3月には総投稿数10,000件、登録者数3,000人を突破し、急速に利用規模が広がっています。
2021年3月期の一日あたりの平均投稿数は前月比2.4倍、同・平均新規登録者数は5.6倍と伸長。また海外ユーザーの割合も高まっており、グローバル市場での需要も確認できました。
こうした状況を受け、Chooningは拡大するユーザーに対応する「パーソナライズ」の観点から、以下の新たな機能開発に取り組んでいます。
・「最近聞いた曲」フィード(2021年4月・リリース予定)
・「トレンド」コンテンツ(2021年4月・リリース予定)
・新しい検索機能(2021年4月・リリース予定)
・「おすすめユーザー」のパーソナライズ(2021年3月・リリース済み)
・投稿の言語判定(2021年3月・リリース済み)
・ブラウザ版アプリケーション(2021年6月・リリース予定)
「最近聴いた曲」フィード
Spotifyで「最近聴いた曲」に関する投稿が表示されます。(2021年4月・リリース予定)
この機能は、音楽の興味関心を基盤としたユーザー同士の関係構築を図ることを目的としています。開発チームは「過去の音楽SNSの失敗事例を踏まえ、ユーザー同士の関係性の構築はリアルのソーシャルグラフを基盤にするのではなく、音楽の興味関心を基盤にするべき」としています。
「トレンド」コンテンツ
人気のハッシュタグ、急上昇中のアーティストや曲などを一覧する機能です。(2021年4月・リリース予定)
この機能は、ユーザーが投稿を通じて音楽のトレンドや世の中の話題を発見することを目的としています。曲やアーティストに関する関心から音楽の話題へ、音楽への関心をキッカケに社会の出来事へと「リスナーを外に連れ出す」という音楽の特性を活用する機能です。
また、プロダクトとして企業やイベントとの連携可能性も高まります。ポストコロナ・ウィズコロナ時代の音楽市場の活性化を担うポジションを狙います。
新しい検索機能
「投稿」「ユーザー」「アーティスト」「曲」「ハッシュタグ」が検索できるようになります。(2021年4月・リリース予定)
ユーザーの利便性を向上するための機能です。これまで検索機能では「ユーザー」を検索することしかできませんでしたが、この機能によってユーザーが能動的に自身の興味関心を拡張していくことが可能となります。
「おすすめユーザー」のパーソナライズ
これまで、どのユーザーにも同じ「おすすめユーザー」が表示されていましたが、ユーザーに合わせた「おすすめユーザー」が表示されるようになりました。(2021年3月・リリース済み)
具体的には、連携しているSpotifyの視聴傾向を読み取り、その情報をもとに「おすすめユーザー」を表示しています。この機能により、増加するユーザーの中で本当に自分に合ったユーザーを見つけることをサポートします。
投稿の言語判定
投稿された言語を解析し、それが何語で書かれた投稿か識別することで、ユーザーの言語設定に合わせて投稿を表示するシステムを開発しました[※]。(2021年3月・リリース済み)
ユーザーにとって、自分の判読可能な投稿が自動で表示されるため、日本語圏以外のユーザーが増加しても問題が発生しない仕組みになっています。Chooningは、日本国外のユーザーの割合が高まっており、開発チームは「国外における需要も十分にある」と手応えを感じています。特に、英語圏・中国語圏のユーザーが増えており、今後もさらなる増加が期待されます。
[※] 識別する言語は次の10言語です。英語、中国語、ヒンディー語、スペイン語、フランス語、アラビア語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、日本語
ブラウザ版アプリケーション
Windows、Macを利用するユーザーをターゲットとしたWebブラウザ版アプリケーション「Chooning for Browser」の開発に取り組んでいます。(2021年6月・リリース予定)
現在、Chooningはスマートフォン、タブレット端末などモバイルデバイスに向けたプロダクトとなっていますが、今後はラップトップやデスクトップといった端末を利用するユーザーにもリーチすることを目指します。また「Chooning for Browser」は、モバイル版とは趣向を変え、音楽に関する情報のデータベースとしての側面を強調した体験を提供します。
「Chooning for Browser」は単に利用シーンの拡大にとどまらず、検索エンジンからの流入も見込めるため、 ユーザー数の増加率を向上させることができます。
Chooningについて
サービス説明
ChooningアカウントにSpotifyアカウントを連携することで、Spotifyで聞いた楽曲がChooning上に表示されます。曲を選んで300字以内で投稿を作成すると、自動でサンプル音源やアートワークが設定され、楽曲情報とテキストコンテンツが一体となった投稿が完成します。
また投稿には「お気に入り」やコメントを付けることができます。ほかにもユーザー同士の交流を促進するメンション機能、新たな音楽と出会えるハッシュタグ機能などを用意しています。
利用事例
・音楽リスナーに向けた「新たな楽曲との出会いを求める場」として
・音楽ファン、音楽ライターの「自身の視聴メモ」として
・アーティスト、音楽活動をしている方の「ファンとの交流起点」として
・友人同士の近況報告を目的とした「BGM付きミニブログ」として
・企業や団体の「PR・ブランディングツール」として
開発の背景
Spotifyなどのストリーミングサービスの登場によって、私たちの音楽体験は大きく変化しました。
ストリーミングサービスを使うことで、膨大な数の音楽を低コストで視聴できるようになりました。また、ビッグデータから導かれる精密なリコメンドエンジンによって自分の好みの音楽を次々と見つけることができる生活を送ることができます。その恩恵の一方で、一つひとつの楽曲に思いを馳せる時間が失われてしまいました。CDやレコードを探して手に入れるまでの時間、アルバムジャケットを何度も裏返して眺める時間、歌詞カードを見つめてアーティストのメッセージを読み解く時間。こうした機会の減少とともに、希薄化してしまった音楽と私たちとの関係性を「調律する」ためにChooningというプロダクトを作りました。
こうした開発背景が書かれたブログがインターネット上で大きな共感を呼んだことから、私たちはこの試みに手応えを感じ、チューニング株式会社を設立しました。活動主体を法人へと移行することで、より社会的なアクションができるようになりました。より多くの方々に楽しんでいただけるよう機能開発に励み、豊かな音楽体験を創出できるよう努めてまいります。
■ 公式サイト
日本語: https://chooning.app/ja
English: https://chooning.app/
■ ダウンロード
iOS:https://apps.apple.com/jp/app/chooning/id1523140155
Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=app.chooning
■ SNS アカウントなど
Twitter:https://twitter.com/chooning_app
Podcast:https://open.spotify.com/show/0gKAxrv0EZllCyAEQkPT7a
note:https://note.com/chooning
Facebook:https://www.facebook.com/ChooningApp
■ メディア紹介
・横浜発のストリーミング時代の音楽アプリ「Chooning」が始動(『ヨコハマ経済新聞』2020年10月11日付) https://www.hamakei.com/headline/11068/
・『Chooning』が提示する、サブスク時代における音楽への向き合い方(『musit』2021年3月26日付) https://musit.net/music/servicereview/10823/
・音楽SNS Chooningを4ヶ月使ってみた結果(『DOU』2021年2月9日付) https://d-o-u.jp/blog/chooning/
■ ご質問、取材依頼などのお問い合わせ
hello@chooning.app