ダイワ通信は3月29日、非接触型温度測定機能付き顔認証端末「Face Four mini」を4月上旬にリリースすると発表した。
本製品は、2020年3月に発売した「Face Four」のシンプルモデルで、スタンドアローン運用で検温を実施したいユーザー向けの製品となる。
現在各社から販売されている検温端末の多くは、熱画像処理により体表面温度のみを測定するため、環境温度の影響を受けやすく、実際の体内温度との誤差が大きくなってしまうことがある。そこで、熱電対センサーを内蔵した温度測定モジュールを搭載し、高精度の温度測定機能を維持。さらに温度検知、マスク検知の2つの機能のみに絞り、サイズも小型化したことで、コストダウンを実現した。また、測定時間はおよそ0.2秒で、対象となる人物に滞在負担をかけることなく、効率的に非接触で検温が可能とのこと。
測定範囲は30度~45度で、測定精度は0.1度、偏差は±0.3度。測定距離は0.2~1m。サイズは幅88×奥行33×高さ175mm(体温測定部を除く)。