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実用性を重視したシステム用SSD+データ用HDDのデュアル構成!

WQHD以上や高リフレッシュレートでのゲームプレイも! RTX 3070搭載で21万円台の高コスパミドルタワーPC「LEVEL-R049-iX7-TASH」

2021年04月02日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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ベンチマークソフトで基本性能をチェック

 「LEVEL-R049-iX7-TASH」の主要スペックは、CPUがCore i7-10700、GPUがGeForce RTX 3070搭載、メモリーが16GBという構成だ。ゲーミングパソコンとしてみると、比較的ハイスペックとなる。

8コア/16スレッドのCore i7-10700、GeForce RTX 3070、16GB メモリーといったスペックは、ゲームだけでなく、多くの用途で快適に使えるだけの実力がある

 では、実際の性能を見ていこう。まずはマシンの総合性能をチェックできる「PCMark 10」からだ。このベンチマークソフトは総合スコアだけでなく、ブラウザーやビデオ会議といった軽めな作業性能を見る「Essentials」、オフィスソフトなど一般用途性能の「Productivity」、写真や動画編集などクリエイティブ性能の「Digital Content Creation」の3つのスコアも表示してくれる。

総合スコアは6759となかなか高め。GeForce RTX 3070を搭載していることもあって、Digital Content Creationのスコアが比較的高めだ

 その結果はスコアにも表れており、一般的な用途からクリエイティブな用途まで、幅広い用途でしっかりと期待に応えてくれている。

 続いて「CINEBENCH R23」を使い、CPU単体の性能も見てみよう。このベンチマークソフトはCGレンダリング速度からCPU性能を測り、独自スコアで結果を表示してくれるもの。スコアの数値が高ければ高いほど、高速なCPUとなる。

マルチスレッド(Multi Core)のスコアは9264pts、シングルスレッド(Single Core)のスコアは1258ptsとなっていた

 マルチスレッド性能とシングルスレッド性能の両方を測れるため、この2つのスコアをチェックしてみた。なお、テスト時間はデフォルトとなる10分以上としている。

 スコアは、マルチスレッドで9264pts。過去のデータを比べてみると、同じ8コア/16スレッドとなるCore i7-10700Kのスコアが10896ptsとなっていたので、若干低めの値となっている。

 といっても、Core i7-10700KはTDPが125Wと高く(Core i7-10700は65W)、動作クロックが大きく引き上げられているという違いがある。この点を換算すれば、妥当なスコアといえるだろう。シングルスレッドのスコアは1258pts。Core i7-10700Kは1266ptsとなっていたので、こちらも妥当なスコアといえる。

 動作クロックを抑えながらも多くの用途で十分な性能を持ち、消費電力、発熱を低くしているというのが、Core i7-10700の特徴となる。

 ゲームに重要なグラフィックス性能は、「3DMark」と「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(FFXVベンチ)の2つでチェック。

「3DMark」の標準ともいえるテストとなる「Time Spy」。スコアは12087と、GeForce RTX 3070を搭載しているだけあって高い

 3DMarkは、DirectX12を使う「Time Spy」だけでなく、DirectX11の「Fire Strike」、リアルタイムレイトレーシングテストの「Port Royal」も試してみた。解像度は、Fire StrikeがFHD、Fire Strike ExtremeとTime SpyがWQHD、Fire Strike UltraとTime Spy Extremeが4Kとなる。

 Time Spyは2560×1440ドット(WQHD)でのテストとなるもので、GeForce RTX 3070クラスのGPUにとっては比較的軽めなテストとなる。そのため、スコアは12087と高いものとなっていた。これ以外のテストも行なっているので、グラフでまとめて紹介しておこう。

DirectX11のFire Strike、DirectX12のTime Spy、レイトレーシングテストのPort Royalの結果だ。スコアは総じて高め

 続いて、FFXVベンチの結果も見ていこう。画質は「高品質」、解像度は「1920×1080」、表示はフルスクリーンとしてテストした。

「FFXVベンチ」の結果は、スコアが11410。評価は「とても快適」というものになっていた

 結果は評価に「とても快適」とあるとおり、フルHD解像度ではまず問題なく遊べるレベル。FFXVベンチはテストとしてやや重ためのものとなるため、フルHDであれば、多くのゲームが高画質のまま遊べるだろう。

 画質設定はそのままに、解像度を変えるとスコアがどう変化するのか試したところ、WQHDではスコア9405の「とても快適」、4Kではスコア5814の「やや快適」という結果になった。この結果を見る限り、4K解像度でも十分遊べるレベルだということがわかる。ゲームを高解像度、高画質で楽しみたいという人にとって、LEVEL-R049-iX7-TASHの構成はかなり魅力的だ。

WQHD以上の解像度でゲームをストレスなく楽しみたい人に

WQHDや4Kでのゲームプレイや、レイトレーシングを堪能したい人にもオススメできる1台

 高解像度でも高画質でしっかり遊べるGeForfce RTX 3070、そして多くのゲームを余裕で動かせるCore i7-10700を搭載しているだけでなく、500GBのSSDと2TBのHDDまで装備しているため、性能面でも容量面でも余裕がある構成となっている。

 性能面から見ても、重量級のゲームもWQHD以上の解像度で遊べるだけの実力がある。240Hz表示に対応したゲーミングディスプレーと合わせて購入すれば、納得いくゲーミング環境になるのは間違いない。

 加えて、この構成で価格は21万8768円(3月24日現在)からと、20万円ちょっとで購入できるコスパの高さも見逃せない。最新PCゲームを快適に楽しみたい人にとって、LEVEL-R049-iX7-TASHは満足できるゲーミングパソコンとなってくれるだろう。

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