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ファシリティジャポン×福岡市市民のウェブサービス向上のため共同事業を実施

ファシリティジャポン株式会社
2021年03月24日

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ファシリティジャポン株式会社
 ~ 福岡市公式サイトのさらなるアクセシビリティ/シニアユーザビリティ向上を目指します~

ファシリティジャポン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:イヴ コルニュ)と福岡市は『誰一人取り残さないデジタル社会』の実現に向けて、共同事業を開始いたしました。




実施内容
福岡市のサイトを利用されるすべての方がより快適にご利用いただけるように福岡市公式サイトへ『FACIL'iti』を導入します。そして、定期的にユーザーである市民の皆様にアンケートを実施させていただきます。アンケートでいただいたフィードバックを参考に『FACIL'iti』をより良いサービス、より使いやすいサービスとなるようサービスの改良、機能やインターフェイスのアップデート等を実施していく予定です。

実施に至った背景
新型コロナウイルス感染症の影響により、DX化/オンライン化が急激に加速し、ウェブサイトやオンラインの利用は今まで以上に生活に欠かせないものとなりました。しかし、日本は諸外国と比べてオンライン上のアクセシビリティ/シニアユーザビリティ対応は、著しく遅れているのが現状です。『誰一人取り残さないデジタル社会』の実現に向けて、コロナ禍において露呈してきたオンライン上のアクセシビリティ/シニアユーザビリティ対応の遅れという社会的課題の解決と福岡市民の皆様がより快適な環境でウェブをご利用いただけるよう本共同事業に取り組みます。

ウェブアクセシビリティのサポートソリューション 『FACILiti』(ファシリティ) について
「FACIL'iti(ファシリティ)」は、ファシリティジャポン(株)の本社、仏のスタートアップ企業「FACIL'iti」が、フランスの障害者協会や各団体の協力のもと、5年の歳月をかけて開発したデジタルソリューションです。欧米を中心に約500サイトに導入されており、老眼などの加齢に伴う視覚的な症状はもちろん、動作や認識の疾患や症状でお困りの方々をはじめとするすべての人のウェブサイトの閲覧環境をサポートします。ユーザーご自身が自分に合った設定をすることでウェブサイトが自動で最適化されます。サイトへの導入も、1つのタグを挿入するだけなので、簡単に短期間、低コストでウェブサイトのアクセシビリティ対応ができます。

◆視覚への配慮
配色や文字サイズを調整することにより、より閲覧しやすいサイト表示になります。
主に老眼、弱視、色覚障害、加齢黄斑変性症、白内障、などに対応します。

◆視覚動作への配慮
リンクのエリアやボタン同士の間隔や文字間、行間の調整を行い、誤操作しにくいユーザビリティの高いサイト表示になります。
主に手の震えのある方や関節症、ウィルソン病、パーキンソン病、多発性硬化症などに対応します。

◆認識への配慮
読みにくい文字や混同しやすい文字に色付けをしたり、行間や文字間を調整することで、より読みやすく認識しやすいサイト表示になります。
主にディスレクシア(読字障害)や光過敏性てんかんなどに対応します。

◇導入実績
欧米では自治体や大学、銀行、保険、医療関連サイト、アパレル、コスメ、ハイブランドのECサイトなど幅広い業種のサイトへ500サイト以上の導入実績。
日本国内では、観光協会や自治体、その他CSRやSDGsの取り組みを積極的にされている大手製薬会社様等への導入実績。

【会社概要】
企業名 :ファシリティジャポン株式会社
本社 :東京都千代田区二番町9-3 THE BASE麹町
代表者 :代表取締役 イヴ コルニュ
設立 :2018年09月25日
事業内容 :デジタルアクセシビリティ向上のためのソリューションの研究、開発、提供
URL   :https://www.facil-iti.jp/

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