「3.11応援商品」の販売や、農家や漁師が登壇するライブコマースを開催
ポケットマルシェ、3.11の被災生産者を応援する「東北応援プロジェクト」始動
2021年02月17日 19時00分更新
ポケットマルシェは2月17日、東北の被災生産者の出品商品販売や、農家や漁師とつながれるライブコマースを開催する「東北応援プロジェクト」を始動すると発表した。同社は本プロジェクトの目的を、東日本大震災から10年を前に、被災生産者の想いを消費者が知り、両者がつながる場を作ることだとしている。
同日からは、東北の被災生産者の出品商品を、「3.11応援商品」として特設サイト上で販売開始した。特設サイトオープン時点では、5名の生産者の商品(3110円、送料別)を、震災から10年のストーリーとともに掲載している。
3月6日には、東北の被災生産者が登壇するライブコマースなどを実施するオンラインイベントを開催する。イベントは、ポケットマルシェの公式Facebook、YouTube、Twitterで同時配信する。参加費は無料。
イベント前半では、3名の生産者がライブコマース形式で、食材の魅力やその裏にあるストーリーを語るとのこと。リアルタイムで消費者からの質問も受け付ける。イベント後半では、巻き寿司作家の八幡名子さんに「生産者の想いも巻き込む巻き寿司」の作り方を教わる料理教室をライブ配信する。
そのほか、食べ物の裏側にある生産者のストーリーを深く掘り下げた、食べ物付き情報誌「東北食べる通信」の特集記事の一部もウェブ上で公開した。第1弾は、岩手県山田町で「赤皿貝」の価値を見出した漁師、佐々木友彦さんの特集記事だ。特集記事はこちらから閲覧できる。