働く障がい者の新たな仕事を創出
就労継続支援事業所のスペースを活用したトランクルームシェアサービスの実証実験、大阪府枚方市で開始
ヴァルトジャパンは1月28日から、LIFULL SPACEと連携して、働く障がい者が利用する就労継続支援事業所の遊休スペースを活用した「収納シェア」「発送代行サービス(分散型ロジスティックサービス)」に関する実証実験を、大阪府枚方市で実施している。
LIFULL SPACEは、空きスペースを持つ個人・法人と、荷物を置きたい人を繋げるシェアリングエコノミーサービスである収納シェアを展開している。
本実証実験では、収納シェアのユーザーに、VALT JAPANがネットワークする就労継続支援事業所の遊休スペースを提供する。所在地は大阪府枚方市伊加賀南町2-8。広さは0.87平米で、価格は月額1400円。また、有人のトランクルーム機能や収納シェア機能を付与した「EC商品の発送代行」、「ネットオークション出品代行」など、新たなシェアリングサービスの開発にも挑戦するという。
今回の連携は、就労継続支援事業所で働く人々に新たな仕事を創出し、所得・工賃の向上を実現させることが目的だとしている。なお、本実証実験は、大阪府枚方市を皮切りに、ヴァルトジャパンがネットワークする全国の就労継続支援事業所へと拡大予定とのこと。