AI inside、本人確認業務の効率化を図る顔認証APIを提供開始、AI-OCRと組み合わせて本人確認書類の読み取りも
AI inside 株式会社(AI inside Inc.)
AI inside 株式会社(代表取締役社長CEO:渡久地 択、本社:東京都渋谷区、以下「AI inside」)は、本人確認業務に活用できる顔認証APIを提供開始することをお知らせします。 AI inside が開発・提供するAI-OCR「DX Suite」に顔認証APIを連携することで、本人確認書類の文字読み取りと顔認証を組み合わせて行うことができ、本人確認業務の効率化を図ることができます。
■ 概要
顔認証APIを連携することで、顔認証で読み取った情報を下記のような複数パターンの利用用途で照合し、同一人物であるかの本人確認業務にご活用いただけます。
Web APIでの提供のため柔軟性があり、RPAや業務システムとの連携も可能です。顔認証APIの活用シーンは、オフィスの入退室確認、施設利用の会員確認、システムのログイン認証、銀行口座申し込みなどの本人確認業務や、eKYCアプリケーションへの取り込みなどを想定しています。「DX Suite」をご契約のお客様は、顔認証のご利用量に応じて1,000円から顔認証APIをご利用いただけます。
<利用用途>
・あらかじめリスト登録した情報と照合※1
・2枚の写真の顔画像を照合※2
・1枚の写真に含まれるふたつの顔画像を照合※2
※1 2月1日提供開始
※2 後日提供開始
【お問い合わせ先】
顔認証APIの詳細・導入に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
AI inside 株式会社 事業開発本部 顔認証API担当
電話:03-5468-5041
メールアドレス:salesplanning@inside.ai
■ 顔認証API提供に関する当社の考え方
AI inside は、プライバシー等の個人の利益を尊重する観点から、次のポリシーのもと顔認証APIを提供することとします。
・個人情報保護法令に照らして適正に取得された顔画像にのみ、顔認証APIをご利用いただけます。
・人種・国籍・宗教・年齢・性別等の属性を判定しません。
・利用用途は同一人物かの判定に限り、多数人が写った画像から特定人物を検索する等の機能は提供しません。
■ 提供の背景
昨今、フィンテックの発展により、インターネットバンキングやキャッシュレス決済サービスなどの利用が急増しているなかで、本人確認がオンラインで完結できる仕組み(eKYC)が注目されています。
しかし、金融サービスの利便性が高くなる一方で、本人確認が不十分だったことによる銀行口座の不正引き出しや、電子決済の不正利用などが問題となり、ますます本人確認業務は厳格化されています。金融サービス以外の分野においても、契約における証拠力・安全性を高めるためや、新型コロナウイルス感染予防として非接触・非対面による手続きが増加したことにより、各種契約・手続きにおいて本人確認が導入されるケースが増えてきました。
今後も本人確認業務が重要視されることが予想される中、免許証などの本人確認書類をAI-OCRで読み取り、顔認証技術と組み合わせることで本人確認業務の効率化を図るべく、この度の顔認証APIの提供開始に至りました。
■ 「DX Suite」について(https://dx-suite.com/)
「DX Suite」は、AI inside 独自開発の“文字認識AI”を搭載したAI-OCRサービスです。従来のOCRでは読み取りが困難とされた手書き文字を高精度で読み取り、これまで人が手で入力を行っていたデータ化業務を自動化することができます。2020年9月末時点、「DX Suite」は12,700契約以上の導入実績があり、あらゆる企業のDX化や生産性向上に貢献しています。日本語・英語・繁体字・タイ語・ベトナム語の読取に対応しています。
■ AI inside 株式会社について(https://inside.ai)
「世の中の人・物にAIを届け、豊かな未来社会に貢献する」というミッションのもと、AIが社会の隅々まで拡がった社会の実現を目指します。当社は、AIを動かすためのハードウェア「AI inside Cube」、AIを作るためのソフトウェア「AI inside Learning Center」、AIを使うためのソフトウェア「DX Suite」を提供しています。
社名:AI inside 株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷3-8-12 渋谷第一生命ビルディング4階
代表者:代表取締役社長CEO 渡久地 択
設立:2015年8月
事業内容:人工知能および関連する情報サービスの開発・提供
・「DX Suite」は、AI inside 株式会社のAI-OCR製品および登録商標です。