ヤフーは1月29日、「Yahoo!防災速報」アプリの機能「災害マップ」で、全国で活動する防災士による危険箇所の投稿受付を開始した。災害マップは、災害の危険が迫っている時にユーザー同士で状況を投稿して共有できるほか、報道メディア・NPOなどの連携パートナーによる投稿情報を地図上で確認できる機能とのこと。
本機能で、防災に関する知識と経験を兼ね備え、それぞれの地域で活動している防災士が、大雨や台風の時に冠水しやすいアンダーパスや低い橋、大きな地震の際に倒壊の恐れがある設置物など、危険性が高い箇所の情報を、アプリ上で注意喚起や画像などとともに投稿する。また、防災に関するプロフェッショナルの視点で投稿された危険箇所は、信頼性の高い情報としてアプリでいつでも確認できるようになる。
このことから、ユーザーはハザードマップの他に身の回りにおける危険性の高い箇所を普段から把握できるため、避難時に避けたり、平常時に注意して通ったりすることで、災害や事故などを未然に防ぐために活用できる。
ヤフーは今後もインターネットを活用し、災害が多数発生する日本の社会課題の解決に取り組んでいくとしている。