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丸ごと白い自作PCが組める! ASUSの「WHITE EDITION」一式でPCを組み上げてみる

2021年02月02日 11時00分更新

文● 松野将太 編集●ASCII

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 近年、自作PCパーツの流行のひとつに挙げられるのが、配色にホワイトカラーを取り入れた製品群だ。“自作PCといえば武骨なブラック”というイメージを持っている人も多いと思うが、PCケースを筆頭に、最近ではマザーボードやグラフィックスカード、果てはCPUクーラーや電源ユニットに至るまで、メインカラーにホワイトを採用したパーツが増えてきている。PCの一部、あるいは複数のパーツに白を取り入れることで個性的な外観のPCを組みやすくなっているため、見た目にこだわりたい自作ユーザーにとっては注目すべきトレンドと言えるだろう。

 そんな状況下で、多くの白いパーツを使った自作に取り組むのであれば採用を考えたいのが、ASUSがラインアップする「WHITE EDITION」の各製品だ。近年のASUSがマザーボードやグラフィックスカードに留まらず、多様なPCパーツや周辺機器を取り扱っているのは周知の通り。「WHITE EDITION」はまさにそんな強みを生かしたプロダクトであり、「ROG」ブランドの製品にホワイトカラーのバリエーションを揃えたことで、ほとんどPC一式をASUSの白いパーツで揃え、デザイン・配色ともに統一感のあるPCを組めるのが大きな魅力となっている。

 この記事では、「WHITE EDITION」を筆頭にしたASUSの白いPCパーツを紹介するとともに、実際にPCを組み上げる過程を体験してみた。購入を検討しているユーザーの参考になれば幸いだ。

「ROG」ブランドのハイエンド製品ベースで性能も折り紙付き

「WHITE EDITION」シリーズの製品パッケージ。マザーボードの製品名には「WHITE EDITION」の名は付かないものの、パッケージが統一されており、組み合わせての使用を想定していることがわかる

 現在ASUSが「WHITE EDITION」の製品をラインアップしているのは、PCケース、CPUクーラー、グラフィックスカード、電源ユニットの5カテゴリー。いずれも既存製品のカラーバリエーションと言えるモデルであり、ベースとなっているのはROGブランドのハイエンド帯の製品だ。性能に関しては折り紙付きであり、それぞれのパーツを使用することで、スマートな外観かつ性能も優れたPCを組み上げることが可能となっている。

 ちなみに上記のカテゴリーを見てもらえば分かる通り、「WHITE EDITION」にはマザーボードが含まれていない。しかし、ホワイトカラーを配したモデルとしてはIntelプラットフォームの「ROG STRIX Z490-A GAMING」、AMDプラットフォームの「ROG STRIX B550-A GAMING」がしっかり用意されている。これらを組み合わせることで、CPUやメモリー、ストレージ以外の製品を白いパーツでまかなえるわけだ。

■ROG Strix Helios White Edition
実売価格4万7800円前後

ハイエンドPCケース「ROG Strix Helios」のカラーバリエーション。ケースとしての性能や拡張性はオリジナル製品と変わらない

前面にも強化ガラスを採用し、Aura SyncによるLEDカラー・パターンの変更が可能

背面レイアウト。グラフィックスカードの縦置きにも対応する

ケーブル類を隠しやすいマネジメントホールのほか、標準でグラフィックスカード用のステーが付属しているのも印象的

■ROG Strix LC 360 RGB White Edition
実売価格2万7200円前後

「ROG Strix LC 360 RGB」のカラーバリエーション。360mmラジエーターを採用するハイエンドのオールインワン水冷クーラー

ファンのブレード部分は半透明の樹脂素材を使用。軸部分にはROGのロゴが

■ROG Strix 850W White Edition
実売価格2万1500円前後

セミファンレス機構を搭載する、850Wのフルモジュラー電源ユニット

ケーブルはすべて取り外し可能なため、ケース内に余分なケーブルを格納する必要がない

ケーブルや端子部分もホワイトで統一されている

■ROG-STRIX-RTX3090-O24G-WHITE
実売価格27万800円前後

「ROG-STRIX-RTX3090-O24G」のカラバリ。ホワイトカラーで現状最高級のグラフィックス処理性能を発揮できる数少ない製品だ

オリジナルGPUクーラーにはトリプルファンを採用する

製品パッケージにはなぜかリングが付属している。サイズは大きめ

■ROG Strix Z490-A GAMING
実売価格2万4800円前後

こちらはカラーバリエーションではなく、対応するモデルは存在しない。性能的には「ROG Strix Z490-F GAMING」の機能をもう少しシンプルにしたようなイメージ

大きなI/Oプレートのホワイトカラーが目立つ

細かいが、CPUソケットのカバーも専用のものが取り付けられている

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