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花王が開発、廃PETリサイクルのアスファルト改質剤がウエルシアで初採用

2021年01月21日 18時00分更新

文● ASCII

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「ニュートラック 5000」が初採用されたウエルシア藤沢用田店の駐車場

 花王は1月21日、同社が開発した廃ペットボトルを原料にリサイクルした、高耐久アスファルト改質剤「ニュートラック 5000」がウエルシアの新店舗、ウエルシア藤沢用田店の駐車場舗装に初めて採用されたと発表した。

 「ニュートラック 5000」は、廃棄されるPET素材(廃PET)を原料として、同社独自の処理を加えたアスファルト改質剤。

 アスファルト改質剤は舗装の耐久性を高める製品。ニュートラック5000は廃PETを活用し、わずか1%の配合でアスファルト舗装の耐久性が約5倍向上。さらに、配合したアスファルト舗装からのマイクロプラスチックの発生を抑制している。

廃PETを新しい物質に変化させるリサイクル

アスファルト舗装における「ニュートラック 5000」の作用イメージ

 花王は、今後この技術をグローバルに展開していくと共に、ヒトへの安心・安全の提供と豊かな持続的社会の実現に向けた取り組みを推進していく、と発信している。

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