モリサワは1月18日、写研の保有する書体を両社共同でOpenTypeフォントとして開発することに合意したと発表した。
写研の書体は、幅広いバリエーションと洗練されたデザインが特徴で、専用のシステムを通じて多くの媒体で利用されている。OpenTypeフォント開発を通じてより幅広い用途で利用できるよう両社で取り組むとしている。
フォントは2024年より順次リリースする予定。なお、2024年は写研の創業者である石井茂吉氏とモリサワの創業者である森澤信夫氏が、写真の原理で文字を現して組む邦文写真植字機の特許を共同申請した1924年から100周年の節目にあたるという。