BTOカスタマイズしたモデルでベンチマークをチェック
Ryzen 7&RTX 3070の安定性能で快適ゲームプレイ、拡張性も高く長く使えるゲーミングPC「G-Master Spear X570A II」
2021年01月06日 13時00分更新
3D描画性能は「3DMark」と「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」でチェック
ゲーム性能に直結する3D描画性能は、「3DMark」でチェック。今回、4K解像度まで視野に入れていることもあり、「Time Spy」と「Time Spy Extreme」の2つを試してみた。
Time Spyは最近のゲームであれば多くが対応しているDirectX 12を使ったテスト。解像度はTime SpyがWQHD、Time Spy Extremeが4Kとなる。
結果は見てのとおりで、WQHDのTime Spyであれば文句なしのスコアとなり、ほとんどのゲームで画質を高めに設定しても平均60fps以上が望めるものとなっている。
これに対してTime Spy Extremeはやや厳しめだ。とはいえ、RTX 30シリーズには画質の劣化を抑えながら高速描画が可能なアンチエイリアス「DLSS 2.0」があるため、これを使えば4K解像度でも高画質のままプレイできるゲームは多いだろう。
ゲームベンチとして「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」(FFXVベンチ)も試してみたので、こちらも結果を紹介しておく。画質はすべて「高品質」とし、フルHD、WQHD、4Kと3つの解像度でテストしている。
さすがに4K解像度になるとスコアが大きく下がってしまうものの、それでも評価は「やや快適」と、十分遊べる範囲。フレームレートが重要となるFPSなどでは画質を下げた方がいいものの、それ以外のゲームであれば、4Kで十分楽しめるだけの実力がある。
ちなみに4K解像度でベンチマークをしているときのCPU負荷は、大体20%前後。シーンによっては30%を超えることもある、程度と余裕があった。
なお、タスクマネージャーで負荷を見てみると、コアによって負荷に大きく偏りがあり、半分くらいは負荷がほとんどない状態だった。これなら、ゲーム画面の録画や配信を行っても、ゲームへの影響は最小限に抑えられるだろう。
快適なゲームプレイはもちろん、配信用途でもしっかり活躍
豊富なパーツから自分好みの構成を選べるというのが、「G-Master Spear X570A II」の最大の魅力。今回のように、4Kゲームが楽しめるスペックになるようカスタマイズするのもいいし、ゲームではなく、動画編集用として高性能CPUと大容量のメモリー、そしてHDDを複数搭載するというのも自由だ。
大きなタワー型パソコンは、置く場所の問題から人によっては敬遠しがちだが、パーツ選びの自由度、将来の拡張性まで考えれば、この大きさが逆に強みになる。長く使えるパソコンを考えているのであれば、G-Master Spear X570A IIは魅力的な選択肢となってくれるはずだ。