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5000円台からとお買い得!テレワークでも活躍するXP-PENのペンタブレットの活用術

2020年12月25日 11時00分更新

文● 高橋佑司 編集● ASCII

提供: XP-PEN・TSUKUMO

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 今年はCOVID-19の影響で外出自粛が迫られ、テレワークになった人は増えているのではないだろうか。テレワークをすることにより、Zoomなどのコミュニケーションツールを使うためのPCやウェブカメラ、長時間のデスクワークのための椅子と、仕事に必要だったり、利便性を高めてくれる周辺機器、アイテムを買い足した人も多いだろう。

 今回、そんな外出自粛中に役立つ製品として、 自作PC・パーツ・周辺機器などの専門店TSUKUMOで販売されている「XP-PEN」製のペンタブレットをご紹介したい。

TSUKUMOのオンラインショップでは、今回紹介したモデル以外のXP-PENの多数の製品も購入可能。土日祝日も休まず、在庫があれば最短当日出荷で製品が配送される

 XP-PENは2005年に日本で設立したペンタブレットやスタイラスペンなどを専門に扱う老舗メーカー。100ヵ国以上と世界で広く使われている他、18ヵ月の品質保証、無料保証サービス付き、メールや電話、オンラインチャットなどのアフターサービスも充実している。

今回お借りした製品のひとつであるXP-PENの「Artist 12 Pro」など、ペンタブレットには数多くのラインアップがあり、イラストや漫画を描くだけでなく、今も続くテレワーク需要にも活躍する

 ペンタブレットと聞くと、PCやタブレットでイラストや漫画を描く人のみが使う製品、と思われがちだが、デジタルでイラストや漫画を描くアプリでのみ使えるわけではない。

 例えば、ビジネスで良く使われるMicrosoft OfficeやAdobe Acrobat DCなどでも利用できる。会議中のメモも重要な箇所には手早く色を載せ、イラストやマークで分かり易くまとめるのは、キーボードでの文字入力ではできない利点だ。

 また、時々あるのがPDFの資料に目を通して赤字で戻して欲しいという案件。Acrobat DCでは文字にハイライトを入れたり、コメントを入れたりして指定できるが、デジタルペンを使って手書きで修正箇所の範囲を指定して、指示を書いた方が分かり易く、手早く入力できる。

 実際にXP-PENの公式HPでは、リモート会議やオンライン授業での活用など、テレワークでのペンタブレットの活用方法も紹介されている。

XP-PENでは、プレゼン資料の作成やオンライン授業の板書などでもペンタブレットは活躍するとアピールしている

 タッチ対応の液晶を備えた2in1ならスタイラスペンでも事足りるという人もいるだろうが、テレワークになって自宅のデスクトップPC&ディスプレーで作業している場合は、ペンタブレットが必要だ。

 ペンタブレットというと、液晶画面のない板状のいわゆる「板タブ」と、液晶画面に直接描き込む「液タブ」と大別して2種類ある。板タブはPCのディスプレーの画面を見ながら手元のタブレットでペン入力し、液タブは搭載した画面上にPCの画面を映し、そのまま描き込める。

 慣れれば操作感はあまり変わらないという人もいるが、直接描き込める分、液タブの方がすぐに慣れる、直感的に操作できるとも言われている。

 ただし、液晶画面を搭載する分、液タブの方が高価。ペンタブレットは製品によっては10万円台の製品もあり、高いというイメージを持っている人も多いと思うが、「XP-PEN」のペンタブレットはコスパが良い製品として古くから愛用しているユーザーも多い。

 選び方のポイントは、普段肘または手首どちらを軸に文字やイラストを描いているかが肝要という。肘を軸にして描くのであれば画面サイズが大きめの方が描き易く、手首であればサイズが小さい方が描き易い傾向にある。

 筆圧感知は、最近なら2in1ノートPCに付属しているペンでも2048段階からが一般的だが、数値が大きいほど弱い筆圧でも感知し、線の強弱が細かく表現できる。

 XP-PENの製品ラインアップは豊富で、今回はその中から携帯性に優れた「Deco mini7」、シンプルなデザインの「Deco 01 V2」、プロのクリエイターにも選ばれるArtistシリーズの「Artist 12 Pro」と、3製品をお借りした。いずれも筆圧感知は8192段階と高く、一般的なデジタルペンよりも紙に近い感覚で文字やイラストが描ける。

 では、テレワークが推奨される中、どのような使い方が想定されるのか、率直な意見が気になったので、アスキーに関わる広告営業、編集者、イラストレーターと仕事が異なる3人の協力を得て、それぞれに使ってみたい製品と、使用用途について聞いてみることにした。

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