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2020年はゲーミングイヤーだった? 秋葉原のソフマップで鉄板ガジェットを聞いてきた!

2020年12月19日 13時00分更新

文● ヤマダユウス型 編集●アスキー

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情報の届け方と受け取り方の変化を強く感じたラインナップ

 最後の「Finalmouse Ultralight 2 - CAPE TOWN」のお話は、とても興味深く感じました。ある意味で近年の情報化社会を象徴付ける内容というか、発信側の影響力や、受け取る側の多様性を強く感じさせられました。小学生で自分でマウスを選ぶって時点でつよい…。

 この他のラインナップである、「ASUS ROG Strix G15 (G15DH)」「G913 テンキーレスワイヤレスRGBゲーミングキーボード」「ASUS ROG Swift 360Hz PG259QN」についても、お客さん自身が情報に詳しくなったからこそ選ばれるようになったという点で共通し、その根底には「PCゲームの体験を向上させたい」という気持ちが一貫しています。勝つために詳しくなり、詳しくなったからこそ良いものが選ばれている。

 そう思うと、今回のASCII BESTBUY AWARD 2020 受賞ラインナップの一部は、ゲーミングデバイスを中心としたユーザー心理の変化を反映しているとも言えますね。そこにはPS5やNintendo Switch、スマホゲームなどを含む、ゲームカルチャーと僕たちの生活の関わり方の変化も影響していますし、『フォートナイト』のようなコミュニケーションとしてのゲームの存在も重要になっている。PCゲームの場合は、とくにそちらの影響が強いでしょう。

 僕個人として感慨深く思ったのは、配信文化の浸透と変化です。ゲーム配信、ゲーム実況が珍しくないものになるにつれて、「人のゲームプレイを見る」は、「ゲームが上手い人に影響される」に繋がっています。プロゲーマーや有名配信者、VTuberなど、配信のカルチャーも色んなところで盛り上がってるし、その界隈でトレンドになるアイテムなどもあるんでしょうね。

 というわけで、ソフマップAKIBA2号店 パソコン総合館から見たASCII BESTBUY AWARD 2020の所感をお届けしました。そうかぁ、3万円のキーボード買うのも珍しくない時代なのかぁ…。とうとう自分も、REALFORCEデビューしちゃうか…!?

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