アップルは12月1日、HIV／AIDSおよび新型コロナウイルス感染症との戦いを進める取り組みを発表した。
（RED）は、グローバルなメーカーが（PRODUCT）RED という共通ブランドの商品を展開し、収益の一部をを世界エイズ・結核・マラリア対策基金に寄付する取り組み。アップルでは14年におよぶ（RED）との提携を通じ、およそ2億5000万ドルの募金を集めてHIV／AIDS対策プログラムに貢献してきている。
今年は新型コロナウイルス感染症の拡大が続き、同社では（RED）のアフリカにおけるHIV／AIDS対策プログラムと併せて、これらの地域を新型コロナウイルス感染症から守るための支援の方法を増やし、PPE（マスクなどの個人保護区）を数百万単位で寄贈。
今年はホリデーシーズンに向け、「iPhone 12 （PRODUCT）RED」「iPhone 12 mini （PRODUCT）RED」「Apple Watch Series 6 （PRODUCT）REDなどの商品を幅広く用意。2021年6月30日までの期間、同社では（PRODUCT）RED製品の販売から得られた収益の100％をグローバルファンドの新型コロナウイルス対策に振り向け、世界で最も脆弱な地域に対して、医療サービスと治療を提供するのを支援する。
また、12月7日までの期間、apple.com、Apple Storeアプリケーション、またはApple直営店においてApple Payを通じて行なわれた購入1件ごとにグローバルファンドの新型コロナウイルス対策費用として1ドルを寄付する。
このほか、12月1日には世界エイズデーでは世界への認知を広げるため世界中で何百ものApple直営店が赤いロゴとウインドウのディスプレーを掲示した。
日本では、12月1日～12月/7日の期間、銀座／新宿／表参道／心斎橋／福岡の店舗のロゴを赤くしている
