日本マイクロソフトは11月30日、Surface Go 2とMicrosoft 365ライセンスを和歌山県の高校全ての生徒向けに展開すると発表した。
和歌山県教育委員会が県内の全日制および定時制県立高校の全ての生徒に向けて1万9239台のSurface Go 2とMicrosoft 365ライセンスを展開するもの(通信制課程高校についてもWindows端末を同時に導入)。
和歌山県教育委員会では「きのくに ICT 教育」という県独自の取り組みを推進。IT機器の操作・活用方法の習得や、プログラミング的思考の育成を行なっており、プログラミング教育に加えてICT教育をより推進するためのデバイスとしてをSurface Go 2を選定。全生徒にMicrosoftクラスルームペンを配布している。
11月中旬より順次配備しており、導入にあたってはMicrosoft Intuneを用い、Azure Active Directory を使うことで設定パッケージの作成、端末の一斉更新やユーザー登録、アカウントの状況把握などを短期間で可能となるモダン展開を活用。マイクロソフトでは、今回の実施はモダン展開としては国内最大規模の事例としている。