ASCII Power Review ― 第108回
ZenBook Flip S 実機レビュー = Tiger Lake搭載のフラッグシップノートPCなのだ-倶楽部情報局
2020年12月02日 18時00分更新
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本日は、ASCII倶楽部の人気記事「ZenBook Flip S 実機レビュー = Tiger Lake搭載のフラッグシップノートPCなのだ」を紹介します。
ASUS JAPANは11月25日、最新のTiger Lakeプロセッサーと4K有機ELディスプレーを組み合わせた上位モデルを擁する2 in 1 PCのニューモデル「ASUS ZenBook Flip S UX371EA」(以下、UX371EA)を発売した。価格は税込で17万4800円から。前モデル「ZenBook Flip S UX370UA」が発売されたのが2017年9月なので、実に3年越しのニューモデルだ。
2 in 1 PCというと純粋クラムシェルノートと比べてスペックが割り切られていることもあるが、今回のUX371EAは「なにひとつ諦めていない2 in 1 PC」と言い切れる。と言うわけで原稿を書きつつも物欲を刺激され続けている本製品の実機レビューをお届けする!
CPU、メモリー、ストレージ、ディスプレーで3モデルを用意
3年前の従来モデルと比較しても意味がないので、本製品のスペックのみを解説していこう。CPUは第11世代(Tiger Lake)の「Core i7-1165G7」(4コア8スレッド、最大4.70GHz)または「Core i5-1135G7」(4コア8スレッド、最大4.20GHz)を採用。メモリー(RAM)は8GBまたは16GB、ストレージはNVMe接続の512GBまたは1TB SSDを搭載する。Core i7-1165G7とCore i5-1135G7は内蔵グラフィックスにIntel Iris Xe Graphicsが採用されており、グラフィックス性能が大幅に向上している。
ディスプレーは、13.3型フルHD液晶(1920×1080ドット)と13.3型4K 有機EL(3840×2160ドット)を用意。4K有機ELは、色域がDCI-P3カバー率100%で、HDRに対応。消費電力は多いが画質を優先するなら4K有機ELモデル一択だ。
以上、CPU、メモリー、ストレージ、ディスプレーを組み合わせた3モデルが、今回のZenBook Flip Sにはラインナップされている。なお、今回レビュー用に借用したのは、もちろん最上位モデルの「UX371EA-HL003TS」だ。
このほかのスペックは基本的に共通。インターフェースは、Thunderbolt 4(USB Type-C)×2、USB 3.2 Type-A Gen1×1、HDMI×1を搭載。ヘッドフォンジャックは本体には装備されておらず、有線イヤフォンやヘッドフォンは同梱の「USB Type-Cオーディオジャックアダプター」経由で接続する。
通信機能はWi-Fi 6(11ax)、Bluetooth 5.0に対応。有線LAN端子は本体には装備されていないが、「USBイーサネットアダプター」が同梱されている。
生体認証は顔認証カメラ(IRカメラ)を採用。強い直射日光下ではIRカメラは動作しないことがあるが、ロック解除の手軽さを優先させたわけだ。
本体サイズは305×211×13.9mm、重量は約1.22kg(有機ELモデル)/約1.25kg(液晶モデル)。67Whのリチウムポリマーバッテリーが内蔵されており、4K有機ELモデルで最大13.4時間、FHD液晶モデルで最大15.8時間(Core i7モデル)/16.3時間(Core i5モデル)のバッテリー駆動時間が確保されている。充電時間はモデルによって異なるが、約2.2~2.4時間だ。なおボディーの堅牢性については、米国国防総省調達基準「MIL-STD-810H」をクリアしていると謳われている。
個人的に残念なのが「Microsoft Office Home & Business 2019」がセットになっていること。筆者はサブスクリプションサービス「Microsoft 365」を利用しているので、Officeは不要。もしどうしても同梱するのなら、ライセンスキーを入力するとMicrosoft 365の料金を一定金額免除する仕様にしていただきたいと、マイクロソフトに対して強く思う。
2 in 1 PCとしての使い勝手は◎
4K有機ELはプロクオリティーだ
続きは「ZenBook Flip S 実機レビュー = Tiger Lake搭載のフラッグシップノートPCなのだ」でお楽しみください。
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