PS4 ProをSSDに換装してゲームごとに速度をチェック! 第15回
PS4 ProをBarraCuda 120 SSDに換装したら「クラッシュ・バンディクー 4」のロード時間はどうなるのかチェック
2020年11月03日 11時00分更新
PlayStation 5(PS5)が今月いよいよ発売されるが、需要と供給のバランスが崩壊していて、年内に手に入れるのも難しいのではないかと言われている。まだまだしばらくは、PlayStation 4(PS4)で楽しむことが続きそうだ。
新規に発売される多くはPS5でもプレイ可能なので、ためらわずいち早くプレイすべくゲームを購入することをオススメしたい。ゲームが増えればストレージ容量も逼迫してくる。PS4とPlayStation 4 Pro(PS4 Pro)の内蔵HDDは、自分で換装できることはよく知られている。標準で搭載されているストレージは2.5インチのHDDで、PS4は500GBと1TB、PS4 Proは1TBと2TBとなっているが、これをより速いストレージにすることで、ゲームロード時間を短縮するのが当たり前のようになってきている。
換装用ストレージとして用いられるのがSSDである。HDDに比べて数段読み書きが速く、ロード時間の大幅な短縮が期待できる。ただ、HDDに比べて価格が高いため、大容量タイプを導入するのは躊躇されてきた。しかし、最近はゲームの肥大化が進んでおり、やはり1TB以上の容量を選びたいところ。
新型コロナウイルス感染症のあおりを受けて、一時若干価格が上がっていたものの、最近は価格も落ち着いており、SSDの1TBモデルでも1万3000円を切る価格で手に入るようになってきた。まだしばらくPS4から離れられないのなら、換装作業してみてはいかがだろう。
そこで、オススメしたいのが2019年11月に発売されたSeagateの「BarraCuda 120 SSD」だ。容量は250GB、500GB、1TB、2TBの4モデルがあるが、1TBモデルで実売価格1万3000円前後(10月31日現在)。PS4/PS4 Proのストレージを換装するのにふさわしい製品と言えよう。
SATA3 6Gbpsに対応し、PS4 Proではより性能を発揮。シーケンシャルリードは560MB/sでシーケンシャルライトは540MB/sとSATA接続としては最速の部類だ。合計書き込みバイト数(TBW)は1TBモデルで600TBと、従来モデルより大幅アップ。保証期間は5年と長く安心して使える仕様となっている。
HDDより圧倒的に速いSSDによって、どこまでゲームのロード時間が短縮されるのか、今後PS4 Proを使ってさまざまなゲームで検証していく。HDDでもキャッシュが効くと意外と速いこともあり、ゲームによって違いが生まれるのかにも注目していきたい。
PS4 ProとPS4の換装方法の詳細は、関連記事を参照して欲しい。
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