Seagateは10月1日、18TB SkyHawk人工知能搭載ドライブの出荷を開始すると発表した。SkyHawk AIは、人工知能(AI)搭載の監視ソリューション専用に設計されたハードディスクドライブ。ImagePerfectAIを搭載し、エッジ用途におけるディープ・ラーニングと機械学習の作業負荷に対応する。
SkyHawk AIは、32本のAIストリームと64本のビデオストリームに同時に対応し、マルチベイNVRとAI対応NVRをサポートする。SkyHawk AIは、標準的な監視用ハードディスクドライブの3倍以上に当たる年間550TBの作業負荷率を提供し、性能が低下することなく、監視システム環境におけるデータ増大を管理するという。本ドライブは、従来の監視システムとAI搭載監視システムのどちらの作業負荷にもインテリジェントに適応する。
AI対応NVRシステムにおける常時稼働の高作業負荷に対応するSkyHawk AI 18TBでは、複数台のカメラからの映像を同時に記録して分析できる。データ遅延とデータ処理の必要性をなくすことで、より迅速かつスマートな映像分析を可能にしたという。また、標準の製品3年保証と3年間のSeagate Rescueサービスが付帯しているため、万が一データ損失や事故の発生時においても安心としている。
SkyHawk AI 18TBハードディスクドライブの価格は、510.85ドル。