Dynabookは10月19日、法人向けにテレワーククラウド環境を一括提供するdynaTeams 「かんたんテレワークスターターパック」を発表。11月1日より提供開始する。
テレワーク・リモートワーク環境導入が進み、従来のオンプレミスのIT環境をクラウドベースへの移行を検討する企業が急増しているが、クラウドベースのID管理やアプリケーションの利用環境の構築・セキュリティー運用といったさまざまなライセンスの導入や初期構築、運用が必要となる。
かんたんテレワークスターターパックは、同社が企業のICT環境構築を支援してきたノウハウを活かして開発した商品で、「Windows Autopilotを活用したゼロタッチプロビジョニング」、「独自の推奨セキュリティー設定」「Microsoft 365ライセンス」「働き方可視化サービスJob Canvas」「クラウド運用ヘルプデスク」を組み合わせたクラウド型のワークスタイルをワンストップで提供。
PC端末を注文する際に同社が採取したハードウェアハッシュ情報を顧客のMicrosoft 365クラウド（Microsoft Intune）にあらかじめ登録、PC電源投入時にAzure ADに自動参加させる。また、参加させたデバイスに適用するセキュリティー運用設定群は、同社がテレワーク環境向けに推奨する設定値を自動適用。従来IT管理者がマニュアルで設定していたPC初期設定作業を簡略化、従業員のもとに届いたPC端末の電源を投入し、IDを入力するだけで初期設定が完了して使い始めることが可能となる。
独自サービスの「Job Canvas」は、メンバー各員の働き方を可視化することでより効果的な働き方の実現を支援
さらに、かんたんテレワークスターターパックの設定を顧客の要望ごとにカスタマイズする、「かんたんテレワーク アドバンスメニュー」、および顧客の環境ごとに作業環境を切り替えることができる「アプリランチャー」をそれぞれ商品化して同時に提供開始する。
「アプリランチャー」
