クラウド上でのアカウント作成・登録・管理がExcelベースで可能に
Dynabook、児童生徒のアカウント作成・管理を支援する「dynaSchool Account Manager」受注開始
2020年10月12日 15時00分更新
Dynabookは10月12日、児童生徒のアカウント作成・管理を支援するツール「dynaSchool Account Manager」の受注を開始した。
同社は、GIGAスクール構想の実現に向けたdynaSchool GIGAスクールパッケージとして、「dynabook K50」と「Microsoft 365 Education GIGA Promoライセンス」を組み合わせた基本パッケージ「dynabook K50 GIGAパック」を提供している。
また、導入時のクラウド初期構築を代行する「dynabook GIGA構築支援メニュー」も提供し、GIGAスクール構想において必須となるクラウドを活用した学習環境の構築を支援している。構築支援メニューでは、数千にもおよぶ児童生徒のアカウント登録作業も代行することで、教育機関の職員の負担軽減を実現しているという。
今回受注を開始したdynaSchool Account Managerは、Microsoft 365 Education GIGA Promoのアカウント作成・管理やクラス単位のチーム作成などができるExcelベースのツール。必要項目に合わせた表形式のフォームに情報を入力するだけで、これまで「Azure Active Directory管理センター」やMicrosoft Teams for Education上で実施していたアカウント設定が可能になる。
本ツールを利用することで、dynabook K50 GIGAパックの導入時はもちろん、毎年の進級対応や児童生徒の転校、教師の転勤時などに必要な、クラウド上でのアカウント作成・登録・管理がスムーズになるとしている。また、過去に学級・クラスで使用していた共有データ(小学生なら1年生~6年生まで)を残した状態で運用できるため、「振り返り学習」も可能になるとのこと。
あわせて、設定や操作方法に不安感をもつ学校・教育委員会向けに、オプションとして「dynaSchool Account Manager ヘルプデスク」も用意する。