サイボウズは10月8日、kintoneユーザーが運用ノウハウの共有や意見交換を行なえるオンラインコミュニティー「kintone user community(キンコミ)」を開設した。
kintone活用で分からないことを解決したい、活用の幅を広げたいと考えている担当者に、他社の担当者と交流してもらうことで業務改善のヒントを見つけたり、kintone活用の楽しさを実感してもらう場を目指している。kintoneのユーザーは誰でも参加できる。
kintoneは2011年11月にリリースされ、現在では1万6500社以上(8月時点)のユーザーが利用。サイボウズが多くのkintone担当者に話を聞くなかで、活用のためには「ユーザー同士のつながり」が重要であると実感。活用ノウハウの共有や、導入がうまくいった喜びやkintoneを通じて生まれたチームワークの学びといったさまざまな想いがシェアされることで更なる業務改善意欲につながることを期待している。
キンコミは6月18日にβ版をkintoneエバンジェリストやkintone hive Tokyo 2020参加者に対して公開しており、10月8日時点で150名以上のユーザーが登録。同社では公式コミュニティーを開設することで、全国のkintoneユーザーの積極的な交流を支援するとしている。