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平均点がとても高い1台、フルHDならほとんどのゲームタイトルが快適

ノートPCで価格を抑えてガッツリゲームしたい人は要注目のLEVEL∞144Hz液晶&RTX 2060搭載「LEVEL-15FXR21-i7-ROXX」

2020年10月23日 11時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

提供: ユニットコム

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平均的に高い性能
ゲームに加え写真・動画編集もこなせる

 では、LEVEL-15FXR21-i7-ROXXの性能をチェックしていこう。本機の主なスペックは、Core i7-10750H(6コア/12スレッド)、GeForce RTX 2060、16GBメモリー、500GB SSD(M.2接続/NVMe対応)という構成だ。

 マシンの総合的な性能をチェックできるPCMark 10は、総合スコアが5074という結果になった。詳細をみていくと、アプリケーションの起動時間・ブラウザーの描画といった数値を見る「Essential」が9375、WordやExcelなどのビジネス系アプリケーションの動作能力を見る「Productivity」が8093、3Dグラフィックス描画や画像、動画の編集能力を示す「Digital Content Creation」が4675という結果になった。

「PCMark 10」の結果

 ノートパソコンとしてスコアは総じて高め。Digital Content Creationの結果が少し控えめになっているが、すごく負荷の高い4K映像の編集などでなければ問題ないだろう。

 CPU単体の能力をチェックする「CINEBENCH R20」は、マルチコアの結果を示すCPUが2932、シングルコアの結果を示すCPU(Single)が452ptsという結果になった。シングル・マルチともにしっかりとしたスコアが出ており、ゲームはもちろん、CPUの性能が重要な写真・動画編集のほか、タイトルや設定によっては実況配信も快適にこなせる。

「CINEBENCH R20」の結果

 ストレージの速度が計測できる「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで2488.09MB/秒という結果になった。NVMe対応SSDだけあってかなり高速。実際に使っていてもOSのインストールやソフトウェアの起動でもたつくなと感じることは皆無だった。

「CrystalDiskMark」の結果

 3Dグラフィックス性能を計測する3DMarkは、Time Spyが5934、Time Spy Extremeが2766、Fire Strikeが14225、Fire Strike Extremeが7045、Fire Strike Ultraが3575という結果になった。

Time Spyの結果

Time Spy Extremeの結果

Fire Strikeの結果

 さすがに4K解像度かつ最高設定でガッツリゲームをプレイするというのは厳しそうな結果だが、本機に採用されているフルHDディスプレーでゲームを遊ぶ分にはまったく問題なく、最新タイトルでも十分遊べるだろう。

 ゲーム系のベンチマークは、おなじみの「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」からチェック。1920×1080ドット、フルスクリーン、最高品質でチェックしたところ、14386(非常に快適)という結果になった。FFXIVくらいの負荷のMMORPGなどであれば、設定を気にすることなく超快適にプレイできるといっていい。

「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ ベンチマーク」の結果

 FFXIVベンチより負荷が高い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK」は、最新タイトルが快適に遊べるかの指標としてちょうどいいベンチマークだ。こちらは1920×1080ドット、フルスクリーン、高品質でチェックしたところ、6496(快適)という結果になった。そこで、標準品質に変更したところ、8259(快適)までスコアがあがった。最新タイトルでかつ重量級なタイトルであっても、少し設定をいじれば問題なく遊べるだろう。

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK」高品質での計測結果

標準品質での計測結果

 続いて、タクティカルシューター「レインボーシックス シージ」のゲーム内ベンチマークをチェックした。こちらは、1920×1080ドット、フルスクリーンの状態で、総合品質を高、超高、最高に変更して計測した。

「レインボーシックス シージ」のゲーム内ベンチマークの結果

 結果は、いずれも平均フレームレートが200fpsを超えており、最高設定でも最小フレームレートが144Hzを下回っていなかった。実際のゲームプレイだと、マップや状況に応じて少しベンチマーク結果よりフレームレートが下回ることもあるが、それでもリフレッシュレート144Hzのディスプレーで遊ぶ分には十分だ。

 最後に「Apex Legends」をプレイした際のフレームレートを「Fraps」で計測してみた。こちらは、1920×1080ドット、フルスクリーンで、テクスチャストリーミング割り当てを中、高、最高に変更しつつ計測。射撃訓練場の決まった場所を走り回った際のフレームレートの差をチェックした。

「Apex Legends」のフレームレート計測結果

 結果はいずれも平均フレームレートが130fps前後になった。144Hzのディスプレーをフルで活かせるわけではないが、それでも60Hz以上はキープできるため、高リフレッシュレートのディスプレーの恩恵は十分に受けられるといえるだろう。

ゲームをしっかり遊べるゲーミングノートが税別14万円台で買える

 LEVEL-15FXR21-i7-ROXXは、税別14万円台でゲームがしっかり遊べる高コスパゲーミングノートパソコンだ。2kgを切るような最近の軽量ゲーミングノートパソコンと比べるとわずかに重いが、それでも2kgちょっとで、たまに持ち運ぶくらいであれば問題ないサイズに収まっている。

 加えて、144Hzのリフレッシュレートに対応するディスプレーも搭載。モビリティーというよりかは、ゲームがしっかり遊べてかつリーズナブルな価格で購入できるゲーミングノートパソコンを探しているというのであれば、LEVEL-15FXR21-i7-ROXXはイチオシできる1台だ。

(提供:ユニットコム)

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