メディカルデータカードは9月8日、同社の医療機関向けウェブサービス「MeDaCa PRO」にビデオ通話機能を実装したと発表した。
MeDaCa PROは、医療機関と患者の架け橋となるウェブサービス。患者自身の医療情報を管理することができるアプリ「MeDaCa」を組み合わせ、病院やクリニックなどから患者に検査データを送ることができるほか、患者側MeDaCaアカウントに収納している過去の医療情報を患者の許可の下で閲覧や受取りを可能とする。医療機関から患者に向けて直接メッセージや通知を送る「MeDaCa メッセンジャー機能」なども用意される。
ビデオ通話機能が実装されることにより、医療機関のドクターはデジタルで送信された検体検査を確認しながら診察が可能となり、非対面であっても精度の高い診療に繋がるとしている。
すでに6月23日から慶應義塾大学病院産科外来にて妊婦の遠隔健診に利用されており、好評という。今後、他診療科にも展開するとともに他医療機関においても順次リリースの予定。