VIVOTEKから、カメラでの高度なAI映像解析を可能にするSmart VCAのバージョン6.6がリリース。Smart VCAが一部機種で無料で利用可能に。
ビボテックジャパン株式会社
ライン跨ぎ検知、侵入検知、徘徊検知、持ち去り検知、置き去り検知、顔検出、混雑検知を含むAI映像解析をカメラで実現
IP監視カメラのトップブランドである VIVOTEK Inc.(本社:台湾、新北市、以下ビボテック)は、Smart VCA バージョン6.6をリリース。カメラでの高度なAI映像解析を可能にするSmart VCA が一部機種で無料で利用可能になりました。 さらに最新のSmart VCAでは、従来のライン跨ぎ検知、侵入検知、徘徊検知、持ち去り検知、置き去り検知、顔検出に加え、Crowd detection(混雑検知)も可能になり、よりスマートな映像解析を実現します。
ビボテックは、カメラでの高度なAI映像解析を可能にするSmart VCAのバージョン6.6をリリースしました。
さらに、2020年7月16日以降、ビボテックの最上位モデルSupremeシリーズの一部機種でSmart VCAが無料で利用可能になりました。
ビボテック日本語ウェブサイト:https://www.vivotek.com/website/jp/
ビボテック総合ウェブサイト :https://www.vivotek.com/
Smart VCA無償化の対象モデル
固定ドーム型カメラ: FD9165-HT, FD9365-EHTV, FD9365-HTV, FD9365-HTVL, FD9165-HT-A, FD9365-HTV-A, FD9365-EHTV-A, FD9391-EHTV
バレット型カメラ: IB9365-EHT, IB9365-HT, IB9365-HT-A, IB9365-EHT-A, IB9391-EHT
全方位カメラ : FE9191, FE9391-EV
180°パノラマカメラ:MS9321-EHV
対象機種詳細:https://www.vivotek.com/news/press-releases/182/license-free-smart-vca-supreme-cameras
上記のモデルでは、Smart VCAをv6.6以上にアップグレードすることで、ライセンスファイルのアップデートなしで、ディープラーニングベースの映像解析を無料で利用できます。
最新のVIVOTEK Smart VCA(v6.6)には、以下の映像解析機能が搭載されています。
♦ビボテックのSmart VCAのコアとなる、ディープラーニングテクノロジー
ビボテックのスマートVCAのコアは、従来の設計と比較して、より高い精度で人の検知が可能なディープラーニングAIエンジンです。このAIエンジンは、ビボテックのセキュリティ監視分野での豊富な経験と膨大な画像データベースを活用し、ニューラルネットワークを用いた人の検知エンジンとして開発されました。
人間のシルエットを蓄積したデータベースと、事前に学習されたディープラーニングモデルによる迅速な応答により、監視エリア内にいる人を瞬時に認識することができます。
ビデオ監視では通常、主な監視対象は人であるため、通過する車両、動物、草木の揺れなど、紛らわしいオブジェクトを監視対象から排除し、人間の動きのみがイベントトリガーとして機能する人の検知機能は大変効果的です。また、これによりカメラの設定にかかる時間や労力、さらには誤報の削減ができる点でも非常に効率的です。
♦マルチイベントルール
マルチイベントには、侵入、徘徊、ライン跨ぎ、物の置き去り、持ち去り、顔の検出、混雑検知といった複数のルールがあります。これらのルールは、一般的なセキュリティ監視用途に求められる要件のほとんどをカバーしており、1台のカメラに複数のルールを設定することができます。
♦最新のVIVOTEK Smart VCA(v6.6)に搭載された7つのビデオアナリティクス機能
侵入検知
ビボテックの侵入検知では、カメラビュー内の仮想エリアに出入りする人を検知することができます。
監視用途例)
- 営業時間外に銀行の金庫や学校に人が入ったことを検知
- 非常口や非常用通路から人が出たことを検知
徘徊検知
ビボテックの徘徊検知では、事前に設定された時間よりも長く1つのエリアに留まっている人を検出することができます。
監視用途例)
- ATM付近でうろついている人を検知
- 盗難が多いエリアでうろついている人を検知
ライン跨ぎ検知
ビボテックのライン跨ぎ検知では、仮想ラインを越えて移動する人を検知することができます。
監視用途例)
- 私道、入口、出口に侵入する人を検知
- フェンスで囲まれた境界で、以下を検知
(1) 境界に近づく人物
(2) 境界を越えた人物
置き去り検知
ビボテックの置き去り検知では、所有者のいない物体や置き去りにされた物体を検出します。
監視用途例)
- 非常口の前に置かれた物体を検出
- 地下鉄の線路やホーム、橋の上、銀行のロビーに等に放置されている物体を検出
持ち去り検知
ビボテックの持ち去り検知では、事前に定義された物体の持ち去りを検出します。
監視用途例)
- 持ち去り検知機能を使用して、役所、コンピュータ室、科学研究所など盗難リスクの高いエリアを監視
顔検出
ビボテックの顔検出は、カメラに写っている人の顔を検出して追跡します。
監視用途例)
- 検出して得られた顔の情報は、監視や証拠として使用可能
混雑検知
ビボテックの混雑検知では、特定のエリアにどれだけの人がいるかを識別することができます。様々な店舗や施設でのソーシャルディスタンスの確保、混雑管理をインテリジェントに支援します。
監視用途例)
- エリア内の人の数が設定された数以上になると混雑を検知して、イベントを通知
- 一度に最大1人までしか入れないエリアの監視
Smarter Camera, See More in Smarter Ways
ビボテックのSmart VCAは、従来のフレーム間差分ベースのビデオモーション検知と比べ、ユーザーにとってより有益な情報をカメラで収集することができます。また、カメラ内で動作するアプリケーションであるSmart VCAは、帯域幅とストレージの使用量削減にも役立ちます。
このような映像分析機能を搭載したカメラでは、ビデオフレームを記録するだけでなく、映像内で発生しているイベントをインテリジェントに認知することができ、VCAメタデータによって録画した映像の迅速な検索が可能になるため、効率性の向上、オペレーターの作業負荷軽減を図ることができます。
多様な監視ニーズに応える豊富なルールと簡単設定が魅力のビボテックのSmart VCAで、より安全な環境づくりを。
ビボテックは、今年で創業20周年を迎えた台湾のネットワーク監視カメラメーカーです。ネットワークカメラ、ビデオサーバー、NVR、PoEソリューション、VMSによる総合的なソリューションをグローバルに提供しています。これまでに、米国(カリフォルニア)、ヨーロッパ(オランダ)、インド(デリー)、中東(ドバイ)、中南米(メキシコ)および日本(東京)に事務所や子会社を設立。世界有数のソフトウェアおよびハードウェアパートナーとの提携を拡大し、116カ国以上で183社以上の正規ディストリビューターと協業しています。
日本法人であるビボテックジャパン株式会社は、2018年に設立。日本でのさらなる事業拡大を目指すとともに、国内ニーズに合った製品・サービスの提案、マーケティング、営業、サポートを展開しています。また、IP監視業界でのトップブランドであるビボテックの、日本での認知度向上を目指し、プロモーションやPR活動も行っています。
ビボテックは様々な監視用途のニーズに応えるため、高解像度、鮮明な夜間映像、先進のテクノロジー、および付加価値の高いビデオ解析機能を備えた優れたネットワークカメラの開発に絶えず力を注いでいます。
「See more in smarter ways」のとおり、空港ターミナル、ショッピングモール、店舗、鉄道などの駅舎、オフィスなど、幅広い用途において監視のニーズに応えています。
【本件に関するお問合せ先】
ビボテックジャパン株式会社
TEL: 03-5733-1280 / EMAIL: salesjp@vivotek.com
所在地 : 〒 105-0012 東京都港区芝大門2-1-14 デルタ芝大門ビル
♦日本語ウェブサイト♦
https://www.vivotek.com/website/jp/
♦総合ウェブサイト♦
https://www.vivotek.com/