ラクスは8月20日、JBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)と協業し、クラウド型経費精算システム「楽楽精算」と社内システムやクラウド上の他サービス等を、簡単に連携できる新機能「楽楽コネクタ」を9月1日よりリリースすると発表した。
楽楽コネクタには、様々なシステムやデバイスをつなぎ、データ連携するテクノロジー「Qanat Universe(カナートユニバース)」(JBAT開発・提供)を活用しており、楽楽精算とAPI連携できる他サービスの幅を広げていくという。
楽楽コネクタは、簡単にAPI連携を可能にし、業務効率化するという機能。URLの登録など簡易な設定だけで、API連携の知識やノウハウがなくても、楽楽精算のデータと他のシステム内の仕訳データやマスター情報との連携が可能。
従来のAPI連携では、システム間をつなぐために個別開発が必要だった。しかし、個別開発には、費用や日数、人的リソースを要するという課題があった。
楽楽コネクタでは、各システムとの連携パターンを事前に決めて登録することで、プログラム開発が不要になり、それに伴うコスト削減が可能という。個別開発に比べて大幅な短納期で導入可能で、API連携による自動化を月額料金のみで利用できる。これにより、費用や人的リソースが限られている中小企業においても、API連携の実現が容易になるとしている。
本サービスは、楽楽コネクタオプションとAPI連携オプションを併せて申し込むことにより、利用できるようになる。