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さとうなおきの「週刊アジュール」 第138回

カスタム翻訳サービスCustom Translator v2がリリース

AzureポータルでAKSのKubernetesリソースが表示可能に

2020年08月21日 08時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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 こんにちは、さとうなおきです。今回の「週刊アジュール」では、2020年8月2日~8日の1週間に発表されたMicrosoft Azureの新機能から、筆者の独断と偏見で選んだトピックについて紹介していきます。

Azure Storage:Filesバックアップ

 ストレージサービス「Azure Storage」の一機能であるAzure Filesは、SMBプロトコルベースのファイル共有サービスを提供します。

 Azure Portalで、これまでサポートされていた「Recovery Servicesコンテナー」ブレードに加えて、「ファイル共有」ブレードからも、Azure Filesのファイル共有のバックアップをシームレスに有効化できるようになりました。

Azure Portalの「ファイル共有」ブレードからの、ファイル共有のバックアップの管理

Azure Virtual Machines:SQL FCIでの共有ディスク

 VMクラスター向けの共有ブロックストレージであるAzure Shared Disks(共有ディスク)は、7月にGA(一般提供)になっていました

 IaaSの仮想マシン(VM)機能を提供するAzure Virtual Machines上のSQL Server Always On Failover Cluster Instances(SQL Server Always Onフェールオーバークラスターインスタンス、SQL FCI)で、7月にプレビューになっていたAzure Shared Disksのサポートが、GAになりました。

Azure Backup:VMの一部のディスクのバックアップ

 Azure Backupは、バックアップ/復元サービスです。

 Azure BackupによるVMのバックアップで、これまでサポートされていた全ディスクのバックアップに加えて、選択した一部のディスクのバックアップがプレビューになりました。

Azure Backupによる、VMの選択した一部のディスクのバックアップ

Azure Monitor:Logsクエリの監査ログ

 Azure Monitorは、Azureにおけるフルスタックの監視サービスです。

 Azure Monitorの一機能であるAzure Monitor Logs(旧称Azure Log Analytics)は、Azureやオンプレミス環境のリソースのログを収集、分析するサービスです。

 Azure Monitor Logsのクエリに対する監査ログが、パブリックプレビューになりました。

Azure Advisor:クイック修正

 Azure Advisorは、ベストプラクティスに従って、可用性、セキュリティ、パフォーマンス、コストの最適化のための推奨をしてくれるサービスです。

 Azure Advisorsで、「クイック修正」が利用可能になりました。クイック修正を使うと、複数のリソースに対する推奨事項の修復を簡単に実行できます。

Azure Advisorのクイック修正

Azure Security Center:7月のアップデート

 Azure Security Centerは、Azureリソースのセキュリティの可視化と制御を行うサービスです。

 Azure Security Centerの6月のアップデートに続いて、7月のアップデートがまとめられています。

 7月のアップデートでは、「Azure Storageの脅威の防止」のAzure Files、Azure Data Lake Storageサポート(プレビュー)などの新機能があります。

Azure App Service:.NET Framework 4.8

 Azure App Serviceは、ウェブアプリ、ウェブAPIをホストするためのサービスです。

 WindowsベースのAzure App Serviceで、.NET Framework 4.8が利用可能になりました

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