創業者の音楽愛が反映された1万円台半ばの「プレミアム」イヤホン
ハイコスパ! ブルーで高品位な“透け筐体”が美しい、JPRiDEの「1980 Blue MOON」
2020年08月14日 11時00分更新
MMCX端子でワイヤレス化ができるアクセサリーも
同じJPRiDE PREMIUMシリーズの新製品として、ラインナップする「BTR-1」は、MMCXコネクタに対応するネックバンド型のBluetoothアダプターだ。価格はオープンプライスで、実売は6800円前後。1980 Blue MOONを本機に装着して実力を確かめてみた。
BTR-1はクアルコムのBluetooth用SoCが搭載されている。1万円を大きく下回る価格帯でありながら、ハイレゾ相当のワイヤレス再生が楽しめる低遅延・高音質オーディオコーデックのaptX HDも利用できるのが嬉しい。
内蔵バッテリーによる連続音楽再生は約10時間。スマホとオーディオプレヤー各1台のBluetoothオーディオ機器とのマルチポイント接続にも対応。通話用のマイクも内蔵しているので、テレワーク時のビデオ会議も快適にこなせる。ビジネスパーソンにも役立つアイテムになってくれそうだ。
1980 Blue MOONとの相性はやはり抜群に良い。サウンドにアダプターのクセが乗らないので、イヤホンが持っている魅力的なキャラクターがそのまま活きる。BTR-1はとても接続性能が安定しているクアルコムのチップセットを使っているので、ワイヤレスオーディオ再生の課題と言われるノイズや音切れのトラブルともほぼ無縁だ。
ネックバンドスタイルだから、音楽再生のために使っていない間もイヤホンを耳から外した状態で肩にかけておける。再び音楽を聴いたり、ハンズフリー通話のためにイヤホンを使いたくなったりしたらイヤホンを素早く装着できる。
ビジネスシーンにも有利なスタイルと言えるかもしれない。じっくりと音楽リスニングに没入したい場面では元の有線接続のケーブルにつなぎ替えたり、上手に使い分けて楽しみ尽くしたい。
最初に買う高級イヤホンとしても
使いこなしが楽しめる製品としてもいい
1980 Blue MOONは同クラスのイヤホンと比べてみてもレベルの高いサウンドを楽しませてくれる。シンプルながらその装着感やケーブルのハンドリングなど機能性にも優れているし、ケーブル交換も楽しみながら味わい尽くしたい。
JPRiDEが今後もユーザーの声に近く寄り添いながらどんな面白い製品をオーディオファンに届けてくれるのかとても楽しみだ。
(提供:エムピートレーディング)