ぐるなびは7月30日、マルチ決済サービス「ぐるなびPay」に、海外のQRコード4ブランドを追加導入すると発表した。同日から申し込み受付を開始し、加盟審査通過後に順次利用を開始する。
ぐるなびPayは、各種クレジットカード決済や国内および中国QRコード決済、電子マネー決済に対応するマルチ決済サービス。ぐるなびPayを利用することで、加盟飲食店はもちろん、小売店やホテル・旅館、美容室など、さまざまな業種においてスマートな会計が可能になるという。
今回導入したブランドは、香港の「AlipayHK」、韓国の「Kakao Pay」、マレーシアの「Touch 'n Go eWallet」、シンガポールの「EZ-Link Wallet」の4ブランド。
これによりぐるなびPayは、店舗を訪れる国内外のユーザーの多様化するニーズにさらに対応可能な決済手段となるとしている。また、加盟飲食店は、ぐるなびが提供するネット予約や、予約台帳システム「ぐるなび台帳」、モバイルPOSシステム「ぐるなびPOS+(ポスタス)」と連携させ、予約から注文、決済までのオペレーションと売上確認などの一元管理による業務効率化が図れるとのこと。
ぐるなびPayでは、新型コロナウイルス感染症による経済的影響を受けた事業者を応援するため、ぐるなびPay加盟店全店を対象としたキャッシュレス導入の支援キャンペーンを実施している。期間は2021年6月30日まで。
期間中にぐるなびPayに申し込むと、対象ブランドの決済手数料率を2.99%に適用するほか、通常価格1万8843円の決済端末1台を無料で提供する。対象ブランドは、Visa、Mastercard、UnionPay(銀聯)、Alipay、AlipayHK、Kakao Pay、Touch 'n Go eWallet、EZ-Link Wallet、WeChat Payの9ブランド。