AliveCastは7月15日、完全無料の電子メニュー作成サービス「ExMenu(エクスメニュー)」を公開した。
ExMenuは、利用客のスマホで閲覧できる電子メニュー。飲食店は本サービスを導入することで、飲食店のメニューブック・注文タブレットを撤廃して、利用客やスタッフへの新型コロナウイルスへの感染リスクやを軽減できるとしている。利用客は共同利用備品に触れることなく安心して食事を楽しめるとのこと。
飲食店は、パソコンやスマホ、タブレットからメニューを登録できる。一度登録したメニューは追加・削除・編集でき、「おすすめ」や「日替わり」の追加、金額の変更、季節メニューの追加・削除も可能だ。売り切れ表示機能もあるため、飲食店スタッフのメニュー管理負担も低減できるとのこと。
万が一店舗でクラスターが発生してしまった場合は、感染者と接触した可能性がある利用客へメールで通知する機能も実装する(メールアドレスのみの任意登録)。さらに感染防止策を講じたい場合は、非接触で注文取りやレジ処理ができるスマホ注文・決済サービス「ExOrder(エクスオーダー)」に移行できる。登録したメニューはそのまま引き継ぎ可能で、移行時の飲食店の業務負担はほぼないという。ExOrderは初期費用無料で導入できる。
今後は、店舗の空席状況が分かる機能、店舗SNSとの連動機能、ユーザーが飲食店のメニューを自宅で閲覧できる「お気に入り」機能を実装予定とのこと。また、時間帯・曜日ごとに別のメニューを表示する機能も追するとのこと。