ヤフーは6月29日、厚生労働省が日常生活のなかでの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止の実践例を示した「新しい生活様式」を踏まえ、同社がこれまで提供している主な機能なサービスをまとめて紹介した。
混雑回避に便利な機能やサービスとしては、路線の混雑傾向がわかる「Yahoo!乗換案内」を紹介。同サービスでは、過去の路線検索データをもとに、路線や方面ごとの検索数の推移をAIを用いて算出し、路線の駅間の混雑傾向を表示できる。これにより、ユーザーは自分が移動したいルートの混雑状況をあらかじめ確認し、混雑を避けた移動が可能になる。
「Yahoo! MAP」では、スーパーや薬局などの小売店や全国約2000軒のショッピングモールをはじめとする大型商業施設や動物園、水族館などの行楽施設周辺の混雑状況を確認できる。これにより、ユーザーは日頃のお買い物や休日の行楽施設への外出の際に、混雑を避けることが可能になる。なお、6月30日から「Yahoo!検索」でも同様の機能を提供開始予定とのこと。
そのほか、新しい生活様式に関連した取り組みとしては、「Yahoo!ショッピング」および「PayPayモール」出店ストア向けに、ヤマト運輸が提供する多様な非対面での受け取り方を選択できる、EC向け新配送商品「EAZY(イージー)」の申し込みを受付中。
PayPayの取り組みとしては、ビデオ通話を利用したオンライン診療や服薬指導に対して、PayPayを使ったオンライン支払い機能を提供した。