デジタルコンテンツなどプロフェッショナル向けシリーズ
eXcomputer、第10世代インテルCore採用のNVIDIA Quadro搭載PC
2020年06月10日 10時00分更新
Project Whiteは6月10日、BTOパソコン「eXcomputer」において、第10世代インテルCoreシリーズを搭載したQuadroモデルを発売した。
本モデルは、3DCGデザインやCAD、デジタルコンテンツクリエイションなどで使用されるプロフェッショナル向けグラフィックスカード、NVIDIA Quadroシリーズを搭載したデスクトップPC。エントリー向けNVIDIA Quadro P620から「Turing」アーキテクチャーを採用した、NVIDIA Quadro RTXシリーズまでBTOカスタマイズが可能。
第10世代インテルCoreプロセッサーを搭載し、「QA9J-D201/ZT」では最上位のCore i9-10900Kを採用、10コア20スレッドのマルチタスク性能を備える。更にクロック上限を超える駆動を可能にする「Intel Thermal Velocity Boost」や従来はCore-Xシリーズに採用されていたシングルコアのターボ時により高い動作周波数を実現する「Intel Turbo Boost Max Technology 3.0」にも対応。
「QA7J-C201/T」はCore i7-10700プロセッサーを採用。インテル ハイパースレッディング・テクノロジーに対応し、8コア16スレッドと前世代よりマルチタスク性能が向上し、幅広いニーズに対応できる性能を備えるとする。
メンテナンス性を重視し、各モデル標準で空冷CPUクーラーを採用している。QA9J-D201/ZTではカスタマイズオプションでプロセッサーをより効率よく冷却できる水冷一体型CPUクーラーを選択可能。
本モデルはASUS製マザーボードを使用。QA7J-C201/Tでは、チップセットにintel H470を搭載した「PRIME H470-PLUS」を採用。信頼性と安定性を重視して設計されたPRIME H470-PLUSは、重いグラフィックスカードもしっかり支えるという高耐久スロット「SafeSlot」や各種保護機能を搭載する。
QA9J-D201/ZTではチップセットにインテル Z490を搭載した高耐久マザー「TUF GAMING Z490-PLUS(WI-FI)」を採用。IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)規格の無線LANにも対応する。
その他の主なスペックは、2モデルとも共通で、OSがWindows 10 Pro(64ビット版)、メモリーが16GB、システムドライブが500GB SSD、データドライブが1TB HDD。スペックはBTOによりカスタマイズ可能。
標準構成価格は、QA9J-D201/ZTが21万9780円、QA7J-C201/Tが17万280円。