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爽快で心地よい南国のフレーバーだそうです:

新モンエナ「ウルトラパラダイス」さわやかケミカルな青リンゴ味で楽園に行こう

2020年06月09日 17時30分更新

文● モーダル小嶋 編集●ASCII

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「モンスター ウルトラパラダイス」
モンスターエナジー
190円(税別)
https://www.monsterenergy.com/promotions/ultra-paradise-jp-cp

しかしまあなんですね、パラダイスですね

 世界中が大変な局面を向かえている昨今、さまざまなことを頑張っていると、合間に思い切ってバカンスなどにも行きたいものです。でも、外出はむずかしい。そもそも、仕事もたいして片付いていないというのに……。

 在宅の仕事中に、さっと楽園に行けないものでしょうか。めちゃくちゃなことを言っている自覚はありますが、どうにかなりませんか。

 「そんなあなたのために、パラダイスを用意しました」と言ってくれたのが、モンスターエナジー。しかも、ただのパラダイスではなく“ウルトラ”なパラダイスだそうな。ホンマにモンスターエナジーさんの優しさは五臓六腑に染みわたるで。

缶の色は緑です

 モンスターエナジーは、「モンスター ウルトラパラダイス」(以下、ウルトラパラダイス)を6月30日から発売します。355mlで価格は190円(税別)。

 ウルトラという名称は、とんでもないパラダイスである、ということではなく(そういう意味も込められている可能性はありますが)、ゼロカロリーとゼロシュガーが特徴のウルトラシリーズであることを指します。日本では「モンスターエナジー ウルトラ」に続く第2弾になるのかな。

ウルトラシリーズの新作

 缶のデザインは、これまでのモンスターエナジーシリーズを踏襲しています。基調となるカラーは緑。どうして緑なのでしょうか。楽園には木が生い茂っている、みたいなことかな。

原材料はこんな感じ。1本あたりカフェインは142g

 原材料を見ると、ナイトライフや仕事の仕上げなどといった短期型のパワーアップに向くといわれる、イノシトールが入っているところが目を引きます。

 最近はe-Sports需要に目配せしたエナドリも出てきていますが(参考:「ゲーミングエナドリ!? 『ZONe』のメロンソーダ味でライバルに差をつけろ!」)、それらのドリンクには、ゆっくりと分解される性質を持ち、血糖値が急激に上がらないとされる「パラチノース」を含んでいるものが多いのですね。

 一方、ウルトラパラダイスは、短期の集中力を求める層に向いているといえましょうか。エナドリに対する設計思想の違いが表れています。

モンスターエナジー特有の謎テキスト

 缶の側面には「楽園はどこだ? 山あいの別荘か、川のほとりの農園か、それとも都会の高級マンションのペントハウスか。白い砂浜、ターコイズブルーの海、トロピカルなそよ風が吹くプライベートビーチはどうだろう」とあります。モンスターエナジーには恒例の、なんだかよくわからないがすごい自信のテキストです。

 「プライベートビーチはどうだろう」と言われても、プライベートビーチがあったらうれしいのではないかしら……ぐらいのことしかわかりませんが、ともかく、どこかにある楽園をイメージしたであろうことは言えそうです。

 では、どんな味でしょう。「爽快で心地良い南国のフレーバー」とありますが、はてさて。

一番近いのは青リンゴかな……

液色は缶に合わせています

 肝心の味ですが、青リンゴのような、甘ずっぱい風味です。ような、というのは、果汁を使っていないので、おそらくその辺りを意識したのであろうとしか推測できないから。

 甘ずっぱいといっても、ダイレクトな「甘味」+「酸味」といったケミカルなテイストですし、人工甘味料の後味のベタッとした感じもあります。フルーティーなジュースを想像すると、だいぶ異なるでしょう。

 まあ、しかし、「エナドリっていえばこういうものですよね」という風情はあります。

青リンゴといえばそうかもしれない

 缶には「これはMonsterが見つけた楽園だ」と書いてありました。だから、別にトロピカルフルーツの果汁を使っていなくても、ココナッツの香りがしなくても、別に問題などないわけです。あくまでモンスターエナジーの楽園フレーバーなのですから。

 なお、発売を記念して「Retweet to Win !『モンスター ウルトラパラダイス』発売記念キャンペーン」が実施されます。6月9日から6月14日の期間中、モンスターエナジージャパン公式Twitterアカウント(@MonsterEnergyJP)をフォローし、対象のツイートをリツイートすると、抽選で合計1000名にモンスター ウルトラパラダイスが2本入ったプレミアムボックスが当たるそうです。

 暑くなってくるこれからの時期に向いた、さわやかケミカル(なんだか矛盾した表現ですが)なエナドリです。チェックしてみてくださいね。


モーダル小嶋

 

1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。一人めし連載「モーダル小嶋のTOKYO男子めし」もよろしくお願い申し上げます。

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