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ファーウェイ新タブレット、HUAWEI MatePadシリーズ ロードテスト 第2回

ファーウェイ「HUAWEI MatePad Pro」でペンとキーボードを使えばビジネスもクリエイティブも作業効率アップ

2020年06月11日 11時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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HUAWEI M-Pencilでクリエイティブに使う

 ファーウェイ独自のスタイラスペン「HUAWEI M-Pencil」も使ってみた。このHUAWEI M-Pencilが画期的なのは、HUAWEI MatePad Proの上部に磁石でピタリとくっつけられること。この状態で持ち歩けるので、失くす心配がないのだ。しかも、アタッチするだけでペアリングができ、充電も行なわれる。初めてHUAWEI M-Pencilを使う際には、ペアリングの確認画面が表示されたと記憶しているのだが、それ以降は自動で接続されるので、ペアリングを意識することなく使っている。

HUAWEI M-Pencilは文字や絵を描くことはもちちん、画面のタッチ操作にも使える

HUAWEI MatePad Proの上部にアタッチするだけで接続でき、充電もできる

 HUAWEI M-Pencilは160mmの長さで、六角形のデザインを採用している。軽いがほどよい太さがあり、握った感覚はアナログの鉛筆に近い。4096段階の筆圧を感知するペン先は、リアルのボールペンやサインペンに近い書き心地だ。細かいシェーディングも描写でき、本格的なイラストも描けそうだ。しかし、残念ながら筆者はここで作品を公開できるほどの絵心は持ち合わせていない。そんな筆者でも、手帳ではなくHUAWEI MatePad Proの「メモ帳」に思いついたことをメモしたくなるほど、HUAWEI M-Pencilは欠かせないツールになりつつある。

アナログのペンと同等のサイズ感。鉛筆やボールペンと同じくらい軽い

画面レスポンスにタイムラグはなく、滑らかな書き心地ですらすらと書ける

 HUAWEI M-Pencilは、標準アプリのメモ帳で使えるほか、プリインスールされているOfficeアプリ「WPS Office」でも利用できる。たとえば、メモ帳からカメラを起動して写真を撮り、そこにHUAWEI M-Pencilでメモを書き込んで、WPS Officeに送信するといったこともできる。

メモ帳で撮った写真にメモを書いて、「WPS Office」と共有

WPS Officeでは、さらに細かい編集ができ、PDF形式に変換することも可能

メモ帳には手書き文字をテキスト化できる機能もあるが、殴り書き程度でも正しく認識してくれる

 HUAWEI MatePad Proには、HUAWEI M-Pencilに対応する「Nebo for Huawei」「MyScript Calculator 2」という2つのアプリもプリインされている。Nebo for Huaweiはペンで書いた文字をテキストデータ化できるアプリ。認識してくれるように書くコツをつかむ必要があるが、慣れてしまえば、走り書きのような文字でも正確に認識してくれる。MyScript Calculator 2は、数式を手書きすると答えが表示されるという、ユニークな計算機アプリだ。

Nebo for Huaweiは、初期設定は英語と中国語のみなので、日本語で利用するには言語の設定が必要だ

Nebo for Huaweiの認識精度はかなり優れている印象。Word形式で読み出して、「WPS Office」で閲覧・編集することができる

MyScript Calculator 2はアナログ感覚で使える計算機アプリ

 タブレットやノートPCを持っていても、紙のノートとペンは欠かせないと思っていたが、HUAWEI M-Pencilに慣れるほどに、ノートを開く機会が減っていくように感じている。

【まとめ】ビジネスマンもクリエーターも満足の性能

 筆者は普段パソコンで雑誌記事のラフなどを作成し、原稿も書いている。タブレットは画像やドキュメントの閲覧には適しているが、クリエイティブに使いこなすには多少テクニックが要ると感じていた。しかし、HUAWEI MatePad Proにキーボードをつけて、さらにHUAWEI M-Pencilもというフル装備にすると、もはやノートPC以上にアクティブに活用できることを知ってしまった。

 約7250mAhの大容量バッテリーを搭載していることもアドバンテージ。普段使いならフル充電で約12時間使い続けられるとのことだが、すでに1週間以上使っているが電池残量がピンチになる状況にはまだ遭遇していない。

 独立した4つのスピーカーを搭載し、迫力あるサウンドで映画や音楽を楽しめることは前回述べたが、さらにマイクを5つ搭載し、全方向から音声をキャッチできることも知った。動画撮影時はもちろん、ビデオ通話やウェブ会議などにも役立ちそうだ。

 HUAWEI MatePad Proは、人によって用途が大きく変わるデバイスだろう。仕事に使いたい人や趣味に活かしたい人はもちろん、ただ映画を見るためや、デジタルメモとして買っても、満足できるだろう。

キーボードやペンを使わずに、本体だけで使っても満足必至だ

ファーウェイ、夏の新製品購入でプレゼントや特典が多数!

 6月12日~7月31日までの期間、対象となるファーウェイの新製品を購入すると、抽選でビッグな賞品がプレゼントされる「ファーウェイ Summer キャンペーン」が実施。対象製品と賞品は以下のとおり。

・「HUAWEI P40 Pro 5G」の購入者
 →抽選で300名に「HUAWEI WATCH GT 2e」

・「HUAWEI P40 lite 5G」「HUAWEI P40 lite E」の購入者
 →抽選で各1000名(計2000名)に「HUAWEI Band 4」

・スマートフォン:「HUAWEI P40 Pro 5G」「HUAWEI P40 lite 5G」「HUAWEI P40 lite E」、PC:「HUAWEI MateBook X Pro NEW」、タブレット:「HUAWEI MatePad Pro」「HUAWEI MatePad」「HUAWEI MatePad T 8」、オーディオ:「HUAWEI FreeBuds 3i」の購入者
 →抽選で400名にJCB商品券5000円分

●ファーウェイ Summer キャンペーン開催の詳細こちら

 このほかにもHUAWEI MatePad Proの購入者には、ファーウェイのクラウドサービス「HUAWEI Mobile Cloud」の50GB分のストレージが1年無料(HUAWEI MatePad/HUAWEI MatePad Tの購入者は15GB分)のほか、先着3000名にはHUAWEI AppGalleryで視聴アプリも配信されている、動画配信サービス「U-NEXT」の最大6ヵ月見放題キャンペーン(HUAWEI MatePadも対象、9月30日まで)も展開! 詳しくはファーウェイ公式サイトにて!

ファーウェイ「HUAWEI MatePad Pro」の主なスペック
ディスプレー 約10.8型液晶(16:10)
画面解像度 2560×1600ドット
サイズ 約159×246×7.2mm
重量 約460g
CPU HUAWEI Kirin 990
2.86GHz×2+2.09GHz×2
+1.86GHz×4(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB
内蔵ストレージ 128GB
外部ストレージ ○(NMカード/最大256GB)
OS Android 10(EMUI 10.1)
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
(2.4/5GHz)
カメラ アウト:約1300万画素
/イン:約800万画素
バッテリー容量 約7250mAh
(40W急速充電対応)
生体認証 ○(顔)
USB端子 Type-C
カラバリ ミッドナイトグレー
市場想定価格(税抜) 5万9800円
HUAWEI M-Pencil 9990円(別売)
HUAWEIスマートワイヤレスキーボード 1万4900 円(別売)
 

提供:ファーウェイ・ジャパン

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