ファーウェイ新タブレット、HUAWEI MatePadシリーズ ロードテスト 第2回
ファーウェイ「HUAWEI MatePad Pro」でペンとキーボードを使えばビジネスもクリエイティブも作業効率アップ
2020年06月11日 11時00分更新
PR:ファーウェイ・ジャパン
ファーウェイから発売される「HUAWEI MatePad Pro」は、高性能チップ「HUAWEI Kirin 990」を搭載するハイエンドタブレットだ。約10.8型の「フルビューディスプレイ」は画面占有率約90%にまで達し、映画撮影で用いられる「DCI-P3」という広い色域にも対応。4つのスピーカーで、Harman Kardonがチューニングした迫力あるサウンドを楽しめることも魅力だ。HMS(Huawei Mobile Services)に対応し、「HUAWEI AppGallery」から多彩なアプリをダウンロードして追加することもできる。
単体でもパワフルに活躍してくれるHUAWEI MatePad Proだが、拡張性にも優れている。別売の「HUAWEI スマートワイヤレスキーボード」を使うと、さながらノートPCに早変わり。さらに、4096段階(※)の筆圧検知に対応するスタイラスペン「HUAWEI M-Pencil」にも対応し、紙のノートのような感覚でも使える。今回は、これらのアイテムを活用して、HUAWEI MatePad Proをさらに便利に使いこなす方法を紹介したい。
※4096段階の筆圧感知は最大時。筆圧感知の程度は書き込み方法やアプリによって異なる。
キーボードでノートPCライクに使おう
別売のHUAWEI スマートワイヤレスキーボードは、HUAWEI MatePad Proを保護するカバーを兼ねる。タブレットの背面をカバーで覆うように合わせると、マグネットでピタリと張り付く。これだけで接続が認識され、バッテリーはワイヤレスで給電される仕組みだ。
キーボードには、タブレットの底部がフィットする2本の溝があり、どちらを使うかでタブレットの角度を変えられる。
キーはUS配列で、ファンクションキーはない。薄型のパンタグラフ式だが、キーストロークは1.3mmあり、カチカチッという確かな打鍵感が得られた。軽やかにタイピングできるので、長時間入力しても指が疲れにくかった。キーピッチは、スペックには記載されていなかったが、筆者の計測では18mm。標準的なパソコンのキーボードのキーピッチは19mmが主流だと思うが、それよりも1mm狭いだけなので、違和感なくタイピングできた。
実際に使ってみて、非常に便利だと感じたのは「マルチウィンドウ」機能だ。2つのアプリを同時に起動できる機能だが、HUAWEI Kirin 990と、6GBのメモリーを搭載していることもあり、サクサクと軽快に操作できるのが心地よい。「WPS Office」でドキュメントを作成している際に、「アルバム」を開いて、そこから写真を選んでドラッグしてドキュメントに貼り付けたり、メール作成時に「ブラウザ」を開いて、ウェブページのテキストをメールに貼り付けるといったことも可能。物理キーボードとタッチ操作を併用するメリットを実感できた。
「マルチウィンドウ」は、映画を見ながらTwitterをチェックしたり、明日の予定を確認したりと、日常的に役立っている。なお、横画面だけでなく、縦画面で使う場合にも利用できる。
また、ファーウェイのスマホを持っていれば、HUAWEI MatePad Proと連携させて、さらに便利に活用できる。シンプルに役立つのが「Huawei Share」という機能。さまざまなデータをワンタッチで共有できる機能で、特にスマホのカメラで撮った写真や動画をタブレットに取り込みたい時には重宝。驚くほどスピーディーに画像を送信できる。
さらに、ファーウェイ製スマホの画面をタブレットに表示させる「マルチスクリーンコラボレーション」というユニークな機能もある(EMUI10以上かつHUAWEI Kirin 980以上を搭載のファーウェイ製スマートフォンが対応)。クイック設定でオンにして、ファーウェイの対応機種を近づけるだけで認識され、画面の案内に従うだけで相互接続は完了。
タブレット上に、スマホ画面がフローティングで表示される。HUAWEI MatePad Proを操作しながら電話をかけたり、スマホに保存したデータを参照したい場合に役立つ。
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