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リサイクルプラスチック使用率向上など、持続可能な社会に向けた製品づくり

セキュアかつサステナビリティーに優れたデルの法人向けPCの新ポートフォリオ

2020年05月29日 16時00分更新

文● ASCII

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 デルは5月29日、法人向けPCポートフォリオの新デバイス群を発表した。「Latitude」「Precision」「OptiPlex」の法人向けモデル。

 これは5月19日に米Dell Technologies Inc.がブログにて発表した製品群。5GやAIベースの生産性機能やサーマルイノベーション、持続可能(サステナブル)なデザイン、メンテナンス、オペレーションに対するコミットメントにより、効率的に働きながら環境への影響を軽減を重視している。同社の「Progress Made Realプラン」は、今後10年間に社会が直面するであろう大きな課題のひとつとして、サステナビリティー向上に重点を置いている。

 

 「New Latitude 9510」では、スピーカー内に5Gアンテナを組み込むことで優れた接続性と通話品質を実現。「Precision」ワークステーションではデザインを見直し、コンパクトでスタイリッシュなデザインとしながらもパワーとパフォーマンスを両立。両製品は排熱方法を見直しており、ブルーライト低減4Kパネルや快適なキーボード デザイン、パソコンと2-in-1の共通マザーボードなどを採用。

 さらに、Latitudeでは昨年の「Latitude 7300」おいて導入した塗装パーツへの水性塗料の使用を100%に拡大。OptiPlexでは使用するリサイクルプラスチックの割合を60%まで向上(将来的には100%を目標に掲げている)。また、新しい「Latitude 2-in-1」では海洋プラスチックからのリサイクル素材を利用を拡大し、100%リサイクル素材の製品緩衝材を開発。

 このほか、サーバーにおいては運搬用ケースを利用することで「PowerEdge」出荷時の重量を軽減、法人向けアセット復旧サービスや他の回収プログラムなどを通じて集められたプラスチックや素材も新規パーツとしてリサイクルしている。

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