ASUS ZenBook 15 UX534FTC
ASUS JAPANは5月28日、最新の第10世代インテルCoreプロセッサーを搭載した「ASUS ZenBook 15 UX534FTC」および「ASUS VivoBook 15 X512JA」ノートパソコン2製品5モデルを発表した。同日より予約受付を開始し、6月5日より販売を開始する予定。ラインアップと価格、発売日は以下の通り。
ラインアップと価格、発売日
ASUS ZenBook 15 UX534FTCは、高性能なCPUとグラフィックス機能を搭載しながらも、およそ18.9mmの薄さのハイスペックな15.6型スリムノートパソコン。液晶ディスプレー付きタッチパッドの「ScreenPad 2.0」を搭載しており、通常のノートパソコンとは一線を画する快適で新しい使い方が可能としている。
液晶ディスプレー付きタッチパッド「ScreenPad 2.0」を搭載
ScreenPad 2.0は、解像度2160×1080ドットの5.65型液晶ディスプレーを搭載したタッチパッド。ワンタッチでScreenPadの操作が可能なタッチモードと、通常のタッチパッド同様にカーソル操作ができるカーソルモードを切り替えることができる。また、専用ソフトで手書き入力デバイスとして使用したり、ソフトのショートカットランチャーとして使用したり、付属のWordやExcel、PowerPointと連携も可能。本製品をマウスで使用する場合には、ScreenPad 2.0をセカンドディスプレーのように、またはキーボードとマウスに次ぐ第3の入力デバイスとして使用できる。
CPUには、最高4.9GHzの高クロックで動作する、Comet Lakeベースの4コア8スレッドCPUの第10世代インテルCore i7-10510Uプロセッサーを搭載。消費電力が低いため、スリムノートパソコンでも温度が上がりにくく、安定して高いパフォーマンスを発揮可能としている。また、グラフィックス機能にはNVIDIA GeForce GTX 1650 Max-Qを搭載し、動画編集や画像加工にも対応。その他、16GBのメモリーと1TBのSSDを搭載。Word、Excel、PowerPoint、Outlookなどがセットになっている「Microsoft Office Home and Business 2019」を付属する。バッテリー駆動時間は最長およそ9.4時間。
超狭額ベゼルを使用することで、本体サイズを画面サイズに限りなく近付け、画面占有率は91％を実現。本体サイズはおよそ幅354mm×奥行き220mmを実現し、15.6型ノートパソコンとしてはトップクラスのコンパクトなボディとしている。
液晶ディスプレーと本体の接続には独自のエルゴリフトヒンジを使用しており、液晶を開く動作に合わせて本体の奥側がわずかに持ちあがり、キーボードが手前におよそ3度傾斜する。この傾斜により、長時間のキー入力でも疲れにくく使いやすいという。また、傾斜時に本体の下にできる隙間を利用して本体の温度上昇を抑えているほか、スピーカーから出る音を床面に反射させることで広がりのあるサウンド再生を実現したとする。
その他、sRGBを100％カバーする表示性能を備える他、ASUS SonicMaster技術を使用したハイレベルなオーディオ機能、Windows Helloに対応するIR（赤外線）カメラ、Wi-Fi 6対応の無線LANを搭載する。また、軍事規格のMIL規格（MIL-STD-810G）に準拠したテストをクリアした堅牢性を備えるとする。
ASUS VivoBook 15 X512JA
メインストリーム向け製品のASUS VivoBook 15 X512JAは、本体サイズや軽さ、スペックをバランス良くまとめた、薄さ19.9mmの15.6型スリムノートパソコン。スペックとOSとMicrosoft Office Home and Business 2019の付属有無の違いで4モデルを用意しており、高い性能が求められる用途から日々の使用まで、用途に合わせて選ぶことができる。
CPUについては、すべてのモデルにIce Lakeベースの最新の第10世代インテルCoreプロセッサーを搭載。なかでも最上位モデルのX512JA-EJ092TSが搭載するインテルCore i7-1065G7プロセッサーは、最新のインテルIris Plusグラフィックス機能を内蔵する。
超狭額ベゼルを使用し本体を小型化している他、エルゴリフトヒンジを採用し、キーボードが手前におよそ2度傾斜する。また、ASUS SonicMaster技術を使用したオーディオ機能、Windows Hello対応の指紋認証センサーを搭載する。
ラインアップと主なスペックは以下の通り。
主なスペック
