プライオリティは5月25日、大型ディスプレーを搭載する「自動検温システム」の販売を開始したと発表。東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)で先行予約を受付中で、2020年中に設置数1000台を目指しているとのこと。
人体向けに開発した、±0.1度の誤差で計測可能な高精度サーマルカメラを搭載し、約0.5秒でスクリーニングを実施する。対象者の体温が設定温度(初期設定値では37.5度)を上回る場合はアラーム音が鳴り、ディスプレーに警告が表示される。
検温は約1~1.5mの距離から可能。店舗入口や従業員通用口に設置すれば、担当者を配置することなく、本機の前を通過するだけで自動的な検温が可能となる。また、大型ディスプレー一体型であるため、デジタルサイネージとしても活用できるとのこと。