株式会社Hacobu
「運ぶを最適化する」をミッションとして、企業間物流の最適化を目指し、物流情報プラットフォーム「MOVO(ムーボ)」を提供する株式会社Hacobu(ハコブ、本社:東京都港区、代表取締役社長CEO 佐々木太郎)は、新プロダクトである流通資材モニタリングサービス「MOVO Seek」の提供を開始いたしました。
かご車やパレットは流通資材と呼ばれ、倉庫や店舗など流通・物流業界の拠点間で多く使用されています。拠点間で使用する際、他の物流事業者に回収されてしまう、流通店舗の売り場のレイアウトに転用されてしまうなど「紛失」するケース、流通店舗のバックヤードや特定の物流拠点に「滞留」するケースが多数発生しています。「紛失」は補充のための新規購入や過剰在庫をすることでコスト増加、「滞留」は繁忙期の流通資材不足が業務の遅れ、売上機会損失リスクにも繋がります。
「MOVO Seek」はこれらの流通資材の「滞留」と「紛失」を見える化するサービスです。「MOVO Seek」はIoTネットワーク「Sigfox」を利用することで、低い初期コストで流通資材に適する位置情報の取得を実現しました。これにより滞留と紛失の把握、及びその要因の分析をすることができ、流通資材にまつわる様々な課題を解決することを目指します。またSigfoxネットワークを活用した位置情報測位について特許出願済です。
東京都内の小売の物流センターで行った実証実験では、稼働するかご車にサンプリング形式で端末を取り付けたところ、1か月で7%のかご車の紛失を把握する結果が出ています。
特徴1.
かご車などの流通資材の滞留、紛失、軌跡をマップで確認できます。
特徴2.
ダッシュボードで流通資材の滞留、紛失、軌跡を把握、分析を行うことが可能です。
特徴3.
運用は簡単です。専用端末を資材につけるだけ。読み取り端末や読み取りの手間は必要ありません。
特徴4.
低価格・低消費電力・長距離伝送を特長とするIoTネットワーク「Sigfox」を採用。
屋内外で利用可能で、国内の人口カバー率は95%を誇ります。
IoTネットワーク「Sigfox」
Sigfoxは低価格・低消費電力・長距離伝送を特長とするグローバルIoTネットワークです。LPWA(Low Power Wide Area)を代表するネットワークとして展開されており、日本国内においては、京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)が唯一のSigfoxオペレータとしてインフラ構築およびネットワークサービスの提供を行っています。URL:https://www.kccs-iot.jp/service/
端末特徴
省電力(電池寿命は約7年)
防水防塵構造
屋内外で利用可能
動作温度範囲 -20~+60℃ ※条件付きでより広範囲でも使用可能
端末仕様
外形:140x50x25mm
重量:94g
電池:塩化チオニルリチウム電池
■URL:https://movo.co.jp/
MOVO(ムーボ)について
「MOVO」は、SaaS型の物流管理ソリューションとして、トラックの待機時間問題、トラックの位置情報を把握できない問題、流通資材を紛失の把握できない問題等を解決するためのクラウドサービスを提供します。上記サービスの提供によって、物流情報がクラウド上でやりとりされる物流情報プラットフォームを形成し、そのデータが標準的なフォーマットで蓄積・分析されることで、全体としての物流が業界・事業者の枠を超えて最適化された社会を実現します。その過程において、ロジスティクス業界でデジタルトランスフォーメーションを推し進め、AIなどのテクノロジーを普及させることを企図しています。
「MOVO」の名前の由来はmove(移動する)とoptimization(最適化)をかけ合わせた造語です。ミッションである「運ぶを最適化する」という思いが込められています
Hacobuについて
Hacobuは、「運ぶを最適化する」をミッションとして、企業間物流の最適化を目指し、デジタル物流情報プラットフォーム「MOVO(ムーボ)」を提供する会社です。
商号 : 株式会社Hacobu
設立 : 2015年6月30日
所在地 : 〒108-0073 東京都港区三田3丁目12番17号 プレクスビルディング3階
代表 : 代表取締役社長CEO 佐々木 太郎
URL : https://movo.co.jp/
事業内容: 物流向けアプリケーション及びハードウェアの開発・販売、貨物利用運送事業